2018年
6月
04日
月
バーモントカップまであと2週間と迫った昨日、大分市の看護科学大学体育館で丸一日TRMを行いました。
この体育館には、昨年他チームの練習でお邪魔させてもらいましたが、うちのチームが主体となって借りるのは今回が初めてです。普通に借りると8時間で27,000円の使用料となりますが、スポーツ少年団ということで減額してもらい、通常の1/3以下の料金で借りることができました。
まず電話で借りるための手順を尋ねるところから始まり、申請書と、減額に必要な書類を提出し、事前に使用料を振り込んでようやく手続きが完了。
当日も、集合時間より早めに行って鍵を借りたり、分からないことがあるたびに事務所を往復したり…なにぶん初めて利用する施設ということもあり、なかなかたいへんでした。
何回も、マネージャーがいたら楽だろうな、と思いましたが、最近は監督とは名ばかりで実質マネージャーとなっている自分の立場を思い出し、ひたすら裏方に徹しました。たいへんではありましたが、バーモントに向けての良いトレーニングができたのではいかと思います。
さて、しれっと昨日のことなんかを書いてみましたが、本当に久しぶりの日記となりました。
実に半年ぶりの更新。
この間、全国大会の出場や、そこに至るまでの経緯、当日の戦いぶりや感想など、色々と書きたいことがあったのですが、本当に余裕がなく、今日を迎えてしまいました。
年明けから忙しかった仕事も一向に落ち着く気配はなく、5月からは平日の勤務が20時までとなり、全く練習に顔を出せなくなりました。
休日出勤もあり、ここ数週間は土曜日練習だけでなく、大会にも参加できていません。
そんな状況で迎えた昨日のTRMでしたので、久々にお会いした保護者の皆さんからの「お久しぶりです」の言葉に若干の刺々しさを感じるのも仕方なく。
悪気はないと分かっていますが、こちらに負い目があるせいか、余計にそう感じてしまいます。
練習には行けていませんが、スケジュールの調整やTRMの手配、面倒な申請や大会の申し込み、毎回の遠征費や会費の計算等、忙しいながらも、自分にできることを見つけて精一杯やっているつもりですが、やはり現場に顔を出さないと、風当たりが強くなるのは避けられません。
本業のおかげでチームに迷惑をかけ、申し訳ないの一言ですが、だからといって仕事を放り出すわけにもいかず…
こんな状況にありながらチームが回っているのもひとえにコーチの存在のおかげです。
事情を察し、文句ひとつ言わず率先して協力してくれるコーチには、感謝しかありません。
ただ、自分がいつも思うのは、平気で家庭や仕事に穴を開けて、周りに迷惑をかけながら趣味に没頭する、そんな人間は指導者としてふさわしいと思いませんし、そんな人間にはなりたくないということです。
まず家庭があって、仕事があって、フットサルがある。
コーチにも、用事が重なったときはプライベートや仕事を優先するようにと言っていますし、今後もそこはブレずにやっていきたいと思います。
いつまでこの状況が続くか分かりませんが、こういうときのために信頼のおけるコーチを増やしてきたつもりですので、もうしばらくはコーチに頼ろうと思っています。
久々のTRMとなった昨日は朝の7時過ぎに家を出発し、帰り着いたのは夕方の6時過ぎでしたので、11時間近く家を空けていたことになります。
TRMに費やしたのは7時間。見ているだけでも疲れました。
TRMですので、当然ながら相手もいます。
うちは昼間の時間帯だけでしたが、対戦相手のチームはうちとやった後に別の会場で続けてTRMをやるとのことでした。
一応気を利かせて、相手のコーチに「少し早めに終わりましょうか」と声をかけましたが、返ってきたのは「いえ、大丈夫です」「やらないと強くならないので」との言葉。
予想通りとはいえ、改めて思いました。
この人も、本当にブレてないなと。
2018年
1月
30日
火
たいへん遅くなりました。
書くのも恥ずかしいくらいですが、まずは皆様あけましておめでとうございます。
この日記も2か月ぶりの更新となりました。
色々と書きたいこと、書かなければいけないこともあったのですが、なかなか書けず、ついに年を越してしまいました。
いつも気にかけて頂いている皆さん、会うたびに「楽しみにしています」と声をかけて下さる皆さんに、まずはお詫びを申し上げます。
あまりこの日記に触れてこないうちのコーチからも、「11月からですよね…」とプレッシャーをかけられてしまいました。せめて1月中に更新しておかないとと思い、ようやくパソコンに向かって書き進めているところです。
さて、今さらという感じはありますが、年が明けて一回目の日記ということで、昨年の活動を振り返りつつ、今年の目標でも書いてみようと思います。
昨年は、U-10のフットサル施設連盟九州大会の準優勝に始まり、ホンダカップやエンジョイ5といった、いわゆるワンデー大会では予選の壁を越え、次のステージに進むことができました。
一方、バーモントカップ県予選ではプレーオフまで進みながら二日目の決勝トーナメントに残れず、11月の九州大会予選ではあと一歩のところで代表権を逃すなど、公式戦では悔しい思いを味わってきました。
必然的に、今年の目標としては、こういった大会で去年を上回り過去最高の成績を残すこと、すなわちワンデー大会では全国大会出場を、公式戦ではせめて九州大会の出場を目指して行きたいと考えています。
と、ここまで書き進めてみたものの、何かすっきりしません。すっきりしないというか、しっくりこないというか…
「本当にこれが自分の目標なのか」と聞かれると、自信を持って「そうです」と答えられない気がします。
そもそも、去年の成績を上回ること、過去最高の成績を残すことはスポーツのチームとして当然のことですし、ここでわざわざ書くほどのことでもありません。
では、自分の目標とはいったい何なのか?
改めて考えてみましたが、正直なところ、すぐにその答えを見つけることができませんでした。
自分は何のためにこのチームで活動しているのか?
自分は何をしたいのか?
自問自答しても明確な答えは見つかりません。
もしかすると、しばらく日記を書けなかった理由はこの辺りにあるのかもしれません。
お陰様で、このチームも今シーズンで20周年を迎えることができました。
以前この日記で書いたことがあるかもしれませんが、自分がこの教室を立ち上げた理由は、フットサルどころかサッカーチームさえなかった院内の子供達に、フットボールというスポーツの選択肢を与えてあげたいという思いからです。
その目標は達成することができました。
今では、院内だけでなく、安心院や旧宇佐市内の子供達も通ってきてくれています。
『サッカーの代わりのフットボール』ではなく、『フットサルという名のフットボール』をある程度本格的に、かつ継続して提供できているという自負はあります。
もちろん、自分一人の力でここまで来れたとは全く思っていません。参加してくれる子供達、信頼してお子さんを預けてくれる保護者の皆さん、そしてこれまで指導に関わってくれたコーチの協力のお陰です。
中でも、プライベートの時間を削り、ボランティアで指導に当たってくれているコーチ達には感謝の一言です。
そんな充実感を感じる一方、ここ数年で自分の置かれた環境も変わってきました。今までは、6時の練習開始に間に合わせるため、逃げるように職場を後にしてきましたが、今ではなかなか練習開始に間に合うことができなくなってきています。
別に、自分が練習に遅れようが休もうが、コーチのお陰で練習はできています。そしてチームも強くなっています。
毎日のように遅れて練習会場に到着し、楽しそうに練習している子供達の姿を目にするたび、もう自分はこのチームに必要ないんじゃないか、という思いが頭をよぎります。そしてその次に思うのが、自分はいったい何のためにこの活動を続けているのか、ということです。
そんなことを思いながら家でテレビを見ていたら、ある番組のインタビューで、将棋の羽生善治永世七冠がこんなことを話していました。
「『初心忘るべからず』の初心とは、物事を始めた時の気持ちを言うのでなく、その時々で最初に思ったこと、気持ちを言う。
将棋を始めた頃の気持ち、プロを目指した時の気持ち。
その時々のターニングポイントでの気持ちを忘れないで進んで行くというのも良いのではないか。」
将棋界の天才と自分なんかを比べること自体、おこがましいことではありますが、この話を聞いてからというもの、ずっとこの言葉が頭から離れません。
おそらく、今の自分に足りないなのは、「始めた頃の気持ち」ではなく、「その時々での気持ち」なのかもしれません。
チームを立ち上げるという目標は達成しました。
自分がいなくても問題なくチームは回って行きますし、強くなっています。
ではこれで充分なのか、満足しているのかと言われると、決してそうでもありません。
練習は継続的にできていますが、依然として定期的な試合の場であるリーグ戦は確立できていませんし、小学校を卒業した教え子たちにフットサルを続ける環境も用意できていません。小さなことも含め、まだまだ問題は山積みです。
「将棋をどれくらい分かっているかと言われたら、まだあまり分かっていない」
羽生名人は、こうも言っていました。
比べるのも失礼なことは承知の上ですが、前人未到の“永世七冠”を獲得し、将棋界で初となる国民栄誉賞を授与されようかという方でさえ、「まだ将棋が分かっていない」という謙虚さに、たかだかチームを立ち上げただけで満足している自分が恥ずかしくなってしまいました。
リーグ戦の確立も卒業生の進路も、自分一人の力でどうにかなる問題ではありませんが、少なくとも自分が始めたこのチームに対しては、最後まで責任を持って取り組んで行こうと思います。
なんだか、自分の目標というよりも、偉人の言葉を紹介するような内容の日記となってしまいましたが、ついでなので最後にもう一つ。
「夢を持つこと。叶うか叶わないかは別にして、夢を持つことは大事だと思う。」
器の小さな人間ですので、あまり大きな夢を追わず、目の前のことからコツコツと。
まだ目標は見つかっていませんが、とりあえず練習に出れなくてもできること、自分でなければできないことを見つけて自分なりにチームに貢献していこうと思います。
久しぶりの日記でしたが、またしても長くなってしまいました。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
改めて、今年も院内FCをよろしくお願いします。
2017年
11月
05日
日
このところの乾燥した空気のせいなのか、寒暖差にやられたのか、それとも何かの花粉の影響なのか、理由は分かりませんが、とにかく喉が痛い。
ちょうど、連休初めの3日の朝あたりから異変を感じ、とうとう今日は唾を飲み込むのさえ一苦労、といった状態です。
さすがに晩酌のビールはやめておこうか、いっそ卵酒にチャレンジしてみようかと考え中ですが…
そんなに痛ければ飲むなって話ですよね(^^ゞ
風邪をひいていないと良いのですが。。。
そんな、個人的にはすっきりしない3連休となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?
自分はというと、初日の3日は完全オフでしたので、朝から久々に洗車をし、髪を切り、実家の片付けを手伝い、夕方は密かに進めているプロジェクト(というほど大げさではない)の打ち合わせのため、日出のアンタケ君のお店へ。
中日の4日は朝からコロナ体育館に出かけ、FC COREさんとのTRM。COREさんとは実に4か月ぶりの対戦となりましたが、九州大会予選を控えたAチームを中学生に揉んでもらうことができました。
TRMから帰宅し、荷物を片付けた後はテレビでルヴァンカップの決勝戦を観戦。清武の古巣が“セレッソ”と紹介されることにいまだに不満を感じつつ、セレッソが今までJのタイトルを一つも取っていないという事実に驚き…そう思うと、トリニータのナビスコカップ獲得って本当にすごいことですね。
そして最終日の今日は、全日本少年サッカー大会大分県予選に出場するリノスさんの応援に、杵築市営サッカー場へ。
杵築といっても旧山香町なので、自宅から25分ほどで着きます。
リノスの保護者の皆さん、今日も温かく迎えていただきありがとうございました。佐伯とは比べ物にならないくらい近いので、来週の2回戦も是非応援に行きたいと思っています。
ちなみにリノスは4-1で初戦を突破。
八割方ボールを支配し、判断の難しいロングボールによる失点以外はピンチらしいピンチもなく、完勝と言っても良い内容です。新戦力の5年生のゴール、期待の3年生も続々登場と、来年以降も楽しみな戦いぶりを見せてもらうことができました。
何と言っても阿蘇組の遥菜、我聞、そして琢斗ら敵チームながら付き合いの長いこの年代の子供達にとっては最後の公式戦。勝ち進んでリノスの歴史を塗り替えてもらいたいと思います。
さらに午後からは、大分まで足を伸ばし残り試合も少なくなったトリニータ戦を観戦。
自分のチームの活動は半日でしたが、なかなかフットボールライクな3連休となりました。
さて、今後のスケジュールですが、今週末の土曜日はリサナでの交流戦。続く日曜日は速見でTRM。
そして来週末の18日はいよいよ九州ジュニア大会の県予選を迎えます。
さらに、25日は(開催されればですが)熊本で行われるエンジョイ5に参戦予定。
22日にはビンクーロさんとのTRMも予定しています。
本当に、久しぶりにフットサルのスケジュールが詰まった11月となりました。
これから年末を迎え、仕事も忙しくなってきますが、週末にフットサルの予定があると、仕事もテキパキと片付く気がします。
(風邪をひいていなければですが…)仕事にフットサルに、充実した11月を楽しみたいと思います。
保護者の皆さん、しばらくはご迷惑をおかけしますがご協力よろしくお願いします。
2017年
9月
20日
水
台風一過。
台風に振り回された3連休となりましたが、幸いにも自分たちが住む宇佐市では、今回の台風による大きな被害は発生しませんでした。
しかし、県内では、津久見市、佐伯市、臼杵市をはじめとする県南地方で洪水等による床上・床下浸水等の被害が多数発生しているようです。
この度の台風18号により被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被害に遭われた地域にお住いの皆様は、後片付けや復旧作業等に追われ、当分はスポーツの練習や活動もままならない状態が続くものと思われます。
当初の予報では、大分県を直撃する進路も予想されていました。もう少し台風が北西に逸れていたら、宇佐が同じような状態になっていた可能性もあります。
また、7月に日田・朝倉地方を襲った九州北部豪雨の際も、まさに紙一重の差で豪雨被害を免れています。
そう思うと、本当に運が良かったとしか言いようがありませんし、「明日は我が身」と身が引き締まる思いもします。
7月の終わりに太刀洗まで行った際、高速の車窓ごしにではありますが、杷木の辺りで被害の爪痕を垣間見ることができました。ちょうどフットサル関係での移動中だったこともあり、死亡を伴う人的被害が発生し、日常生活を送ることにも不自由されている方がたくさんいらっしゃる中で、当たり前のようにフットサルができていることに感謝するとともに、フットサルに限らず、日々の生活に今まで以上に真摯に取り組んで行かなければ…との思いを強くしたことを覚えています。
さて、久しぶりの日記となりました。
前回の日記が7月初めでしたので、2か月以上ぶりの更新となります。
この間の出来事を簡単に振り返ってみますと、夏休み前の3連休は宮崎のFeliceさんをエルズに迎え、リノスさん、レガッテさんとともにTRM。
翌日は山国町のコロナ体育館にお邪魔して、初対戦となるFC COREさんとのTRM。
夏休みに入り、7月末の土曜はリサナ・ロッソで行われた交流戦に参加し、8月第一週の木曜日には福岡のディノクラブまで遠征し、県外の強豪3チームととともにTRM。鞍手の辺りで大渋滞に巻き込まれ大幅に到着が遅れたものの、うちのために時間を延長して対応して頂いたことも良い思い出です。
さらに、今年は(自分は参加できませんでしたが)保護者の皆さんのご協力により2年ぶりに夏休み合宿&バーベキューを敢行し、8月最終土曜日はリサナの交流戦に参戦。
もちろん、通常練習もお盆期間を除いて行っていましたし、クリニックにも参加しました。こうして振り返ってみると、それなりに充実した夏休みと言えなくもありません。
強いて言えば、去年のEXILE CUPのような大会があれば文句はなかったのですが、フットサルにこだわって活動している以上、大会が少ないのは承知の上。ぜいたくは言っていられません。
何と言っても、今年の夏の大きな出来事としては、宮崎のFeliceさんとの交流です。
5月に行われた城下かれいまつりで初めて顔を合わせて以来、フットサルを専門に活動するチーム同士ということもあり、それ以降も連絡を取り合って早速大分でのTRMを実現することができました。これも、代表を務める河内さんの行動力のおかげです。
次はぜひFeliceさんのホーム、日向市で対戦したいと思っていますので、またよろしくお願いします。
Feliceさんとは、TRMだけでなくバサジィのホームゲームでも度々顔を合わせることができました。(バサジィのホームゲームでは、Feliceさんだけでなく、九州各県のフットサル関係者とお会いすることができます。)
ちなみにFeliceの河内さんからは、試合会場でお会いするたびに「ここまで何分で着くんですか?」「大分は良いですね~」と羨ましがられます。
確かに、バサジィがあって、トリニータがあって、シーズン中はFリーグやJリーグが毎週のように観ることができる。あの福岡でさえ、Fリーグのチームはありません。
そう思うと、フットボールに関しては大分は本当に恵まれているな、と思わずにいられません。
振り返ると、日本がW杯初出場を決めた1997年頃から周りで「サッカーをやりたい」という子供たちが増えてきて、サッカーチームを作るほどの人数は確保できないけど5人制のフットサルなら自分達でも出来るのでは…という軽い気持ちで始めたのが、フットサルに取り組むようになった理由の一つです。
あれから20年。
今では「サッカーではなくフットサルがやりたい」「サッカーをやっているけどフットサルも習いたい」という子供達が増えてきました。
サッカーの替わりのフットサル
ではなく、
フットサルというスポーツ。
確かに、今の子供達が生まれる前からうちのチームはある訳で、そう思うとミニサッカーでもサッカーの替わりでもなく、フットサルが一つのスポーツとして、学校や他の習い事と同様、彼らが生まれた時から彼らの周りに存在していたということになります。
自分に置き換えて考えてみても、
仕事が終わり、家に帰って練習着に着替え、車で10分弱の距離にある練習場へ。
週末になれば、近い会場だと家から30分足らずの時間でFリーグの空間に身を投じることができますし、普段着もフットサルのブランドが勝負服(笑)。
もはや、フットサルが生活の一部になっています。
最近調子が今一つとはいえ、バサジィも日本最高峰のフットサルリーグに初年度から所属するオリジナルエイト。
Fリーグも、日々の練習も、フットサルをもっと大事に、もっと貪欲に…
ここのところ身近で大きな自然災害が続いたせいか、当たり前のようにフットサルができる環境を大事にしなければと、改めて思います。
今週末は、Fリーグの6チーム共同開催。
日本最高峰のフットサルを一日3試合、しかも二日連続で見ることができます。
フットサル一本で頑張っているおかげで、初日はイベントにも参加させていただくこととなりました。
身近にフットサルがあること、日常的にフットサルを感じられることに感謝しつつ、今週末の共同開催を堪能したいと思います。
2017年
7月
07日
金
今回の豪雨で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
我が院内フットサル教室も、一昨日、昨日と、二日続けて練習を中止しました。
幸い、院内を含む宇佐市内では人的被害を伴うような災害は発生しておりませんが、ご承知の通り福岡の朝倉と大分の日田を中心に甚大な被害が発生しています。
被災地となったエリアには、かつて大会で対戦したことのあるチームや以前から付き合いのあるチームが活動する地域も含まれています。
チーム関係者の安否は不明ですが、これ以上被害が拡大せず、また一日も早く普段通りの生活に戻れることをお祈りしています。
今回の大雨は、今週末のホンダカップ・地域決勝を控えるうちにとっても恨めしい雨となってしまいました。屋内なので練習できないことはなかったのですが、避難準備が発令されたり、県下で初めてとなる大雨特別警報が発令されている状況で練習を強行し、送迎中に万一のことがあってはいけません。
体調不良の選手もいたようですし、幸いにも現時点でチームの関係者から被害の報告も入っていませんので、チーム的には恵みの雨ととらえ、仕切り直してやって行きたいと思います。
さて、気づけば7月。
早いもので今年も半分が過ぎました。
このところ日記の更新頻度が少ないせいか、「早いもので」とか、「気づけば○○」というフレーズをしょっちゅう使っている気がします。
そんな言い訳はどうでも良いのですが、本当に早いもので、改めてカレンダーを見直してみたところ、2週間後には夏休みを迎えるという状況。さすがに「そろそろ夏休みのスケジュールも固めなければ」と焦り、先日子供たちに夏休みの予定を聞いてみました。
夏休みの行事というと高学年キャンプが思い浮かびますが、うちの方ではだいたいどこの学校も夏休みの前半にこの行事が集中しているようで、
「25日と26日!」
「俺たちは28日から!」
案の定、一人しかいない6年生を差し置いて、元気の良い5年生が一斉に日程を答えてくれました。
(よく覚えているな)と感心していると、そのうち二人の5年生が、「〇〇は29日だけど、間に合うかな?」「キャンプの終わりの日やけん、間に合うよ!」と話している声が聞こえてきました。
最初は何か個人的な用事かなと思っていましたが、よく聞いてみると、28日と29日に高学年キャンプに行く学校の子供たちが、29日(土)に予定されているリサナ・ロッソでの交流戦に間に合うかどうかの相談をしているようでした。
自分でも忘れていた、一か月も先のスケジュールが頭に入っていることに驚きましたが、それ以上に、数少ないフットサルの予定を楽しみに待ってくれていることに申し訳なさを感じつつ、たくましさと嬉しさを感じました。一人は1年生から、もう一人は2年生から入団した二人の5年生。どちらも小さい頃から見てきているせいか、どうしても子供(今でも子供ですが…)扱いしてしまう自分に反省するとともに、成長を実感。
多分、間に合うと思います。
しかし、例によって、当日はぐったりしていつものキレは望めないと思いますが(笑)、とにかく元気に参加してくれることを楽しみにしています。
今年のチームは6年生が一人しかおらず、必然的に人数の多い5年生がチームの中心となっています。
中でも、レギュラークラスの数人は、3年、いや2年生の頃から頭角を現し、早くから“第3期黄金世代”の期待を背負って一つ上のキャプテンとともにチームを引っ張って来ました。
人数は増えたり減ったりを繰り返しましたが、コーチの期待通り順調に成長してくれた5年生。そんな彼らと、このチームで過ごすのもあと2年弱となりました。
初出場で決勝トーナメント進出を果たし、コンパルのセンターコートで戦う姿を後輩として6階の観覧席から眺めた最後の世代でもあります。
2年生でベンチ入りし、唯一ベンチから第2期黄金世代と共に戦った、たった一人の6年生をもう一度決勝トーナメントで戦わせてあげることはできませんでしたが、少なくともこの世代が残っているうちに、もう一回あの舞台に立ちたい。
月日の経過の早さと子供たちの成長、そしてバーモントに懸ける思いを一層強くさせてくれた、先週末の出来事でした。
2017年
6月
28日
水
4月16日、エルズで行われたリノスさんとのTRMに始まり、旅行村での合宿、ソラージュでのクリニック参加、福岡の大会、城下かれい祭り&リサナ・ロッソのダブルヘッダー、エルズ、速見でのTRM、リサナ、ディノでのホンダカップ参戦…
なにげに忙しく、充実していた週末も一段落。
10週連続にわたるフットサル漬けのラストを飾ったのは、バーモントカップでした。
先週はゆっくりバーモントカップの戦いぶりを振り返るつもりでしたが、奇跡的にバーモントの直前だけ片付いた仕事に再び追われ、残業の毎日でなかなか書けず。。。
一週間以上が経過し、さすがにもう良いかな…という気もしますが、やはりバーモントカップといえば小学生のフットサル最大の大会。うちがフットサル専門チームである以上、バーモントに触れないわけにもいきません。そんな変な使命感にも背中を押され、旬は去った感は否めませんが、記録を残しておく意味も含め、簡単に振り返っておきたいと思います。
予選ラウンドの組み合わせとレギュレーションが決まった時点で、「最低でも2位になってワイルドカード決定戦を戦う」「去年0-14で敗れたカティオーラとの差を少しでも詰める」その2点にポイントを絞り、大会前の一週間を過ごしてきました。
そして迎えた大会本番。
Bチームとの対戦となったリノスさんに勝ち、ワイルドカード決定戦への出場権は手にしました。
カティオーラとの対戦も、先手を奪われはしましたが、5年生のゴールで2点を奪い2-3という僅差で前半を折り返す展開。後半に失点を重ね、結果的には4-11で敗れはしたものの、昨年ほどの力の差は感じず、得失点差も詰めることができました。
後半に突き放されるのはある程度想定内でした。
先発メンバーのほとんどが5年生で、交代選手はほぼほぼ4年生。監督の自分が口にするべきでないことは分かっていますが、交代するほど苦しくなるのは誰の目にも明らかです。
10分ハーフなら面白かったのに、とか、7分ハーフなら勝っていたかも、とか、そんなことは言いません。まあ、最初の要項では8分ハーフとなっていたので、(これはいけるかも…)と思ったことは認めますが。
とにかく、大会の規定にとやかく言うつもりは全くなくて、要は、15分ハーフの30分という大会に出場する上で、試合を戦えるレベルの選手を2セット揃えることができなかったこと、そして、用意できないのであれば先発メンバーにできるだけ頑張ってもらい、そしてその時間がどれだけ持つかが勝負の分かれ目、ということに尽きます。
先発メンバー+数人の交代選手だけで15分ハーフを戦うのが厳しいことは想定済みである上に、これは以前から言っていますが、フットサルの運動量やプレースタイルで戦う以上、同じメンバー・パフォーマンスで15分、いや10分を戦うことも難しい。
そういう意味では、自他共に認める大分県随一のビッグクラブ、噂では県トレメンバー揃いのカティオーラに対し、5年生が主体、サッカー経験ゼロの雑草軍団がよく戦ったというのが素直な気持ちです。
また、厳しいワイルドカード決定戦を勝ち上がり決勝トーナメントに進んだヴィンクラッソとの対戦に関しても、前半早々に一人しかいない6年生が負傷し、コート上には5年生と4年生だけという状況が続きましたが、それでも前半は1-0とリードして折り返すことができました。
さすがに後半は連続失点し、結果的に1-6で敗れはしましたが、後半の失点についても、戻りながらのクリアがゴールに入ってしまったり、クリアボールが相手に跳ね返ってゴールに吸い込まれたり、低い位置から前につなごうとしたパスがカットされてミドルを打たれたりと、最後まで攻めの姿勢を貫いたからこその失点も少なくありませんでした。
結論として、もう少し準備できることがあったのではないか、といういつもの指導者的視点からの後悔も残る一方で、敗れはしたものの、今のメンバーでやれるだけのことはやり切ったという達成感があることも事実です。
こうして今年のバーモントカップは幕を降ろしました。
ここからはコーチの個人的な事情になります。
3月にそれまでの職場を退職した翔平コーチ。その人柄もあり、退職前から色々なところから声がかかっていたようでしたが、本人の「フットサルの指導を優先したい」という意思が強く、条件に合う勤務先を求めて誘いを断り続け、一か月半にわたり無職の状態が続きました。
その間、さすがに焦りや葛藤も抱えていたように感じましたが、周りに対してはそういった感情を一切表に出すことはなく、むしろ淡々と指導に当たってくれたように見えました。そしてようやく希望する条件の職場を見つけ、以前と変わらず指導を続けてくれているお陰で今回のバーモントがあります。
仕事との両立は口で言うほど簡単ではありませんが、仕事での苦労が指導に深みを増すことは間違いありませんし、何より彼自身の人間としての成長につながることと思います。改めて、就職のお祝いとお礼を言いたいと思います。
自分に関しては、去年の秋からなかなか練習をフルで見ることができなくなりました。教え子でもあるコーチ達にチームを任せつつ、せめてチームの空気感だけでも感じておきたいと、7時に仕事が終わるときには最後のあいさつだけでも顔を出しにグラウンドへと向かいました。
また、大会のたびに、(全然練習に行っていないのに大会だけ行ってもな…)と思い、何回も大会の帯同を自粛しようと思いましたが、少しでもコーチのサポートができるなら、せめて運転でもしてコーチの負担を軽くしよう、と自分に言い聞かせ、気まずさを感じながらも参加してきました。
5月から職場が異動となり、それまでとはガラッと変わった仕事になかなかなじめず、何度か体調も崩しましたが、いつ戻っても良いようにフットサル教室に居場所を残しておきたかったし、何より子供たちの戦いぶり、成長を目にしたいという思いが強く、週末のTRMや大会で子供たちに会えることを楽しみに辛い日々を耐えて来ました。
その他のコーチについても、4月以降、大半が職場やプライベートの環境が変わった中で自分のできることを考え、できる範囲でチームを支えてくれました。
そうして迎えたバーモントカップ。
「藤原さん、いっぱい練習したんでしょうね。フットサルを。本当に、いっぱい練習したって分かりますよ。」
リノス戦を終えて、あるチームのコーチがかけてくれた言葉です。
「見ていて…もう、胸がジンジンしました。」
これはカティオーラ戦後の他チームの保護者の感想です。
去年のトリニータU-11戦に続き、強敵相手にジャイアントキリングは果たせませんでしたが、自分なりに見ている人の胸に残るような戦いはできたのかな、わずかな爪痕は残せたのかな、と思っています。
翔平コーチと、河野コーチ、ノリコーチ、翔コーチ、拓郎コーチ、雄太コーチ、駿コーチ、そして自分の8人で作り上げた作品。
試合をご覧になった皆さんは、どのように感じてくれたことでしょうか。
2017年
5月
29日
月
先週末の土曜日は速見フットサルコートで行われるホンダカップに出場する予定でしたが、参加チームが少なく、急きょ中止となりました。
これまで、ペナスタ・ペナスタ・佐賀と参加してきたホンダカップですが、毎回県外の強豪相手に苦しい戦いを強いられており、高学年が少なかった昨シーズンは、コーチと「負担の多い県外遠征は避けよう」と話し、参加を見送っていました。
それだけに、待ちに待った県内でのホンダカップ開催。
速見ならホームみたいなものですし、何より「ホンダカップなのに6時に出発しなくてもいい!」と内心喜んでいましたが、いつもなら4~5日前に入るはずの主催者からの連絡がなく、周りからも「参加予定」との情報が全く入って来ず…
大丈夫かなと心配しながらも、まあ、4チームぐらいは集まるだろうと楽観視していましたが、思っていた以上に参加チームが少なく、まさかの展開となりました。
当日は、急きょ山口から参戦のバンブーFCさんとTRMを行い、最悪の事態は免れましたが、相変わらずフットサルの大会でさえサッカーのスケジュールに左右される現状。
慣れたとはいえ、何とも言えない無力感は残ります。
気を取り直して、バーモントカップの大分県予選まで、あと3週間となりました。
バーモントの日程はサッカーのリーグ戦や主要大会を避けて組まれているため基本的にバッティングすることはありません。しかし、当日こそ空いているものの、その直前までがっつりサッカーのスケジュールは組まれています。TRM等の相手をサッカーチームに頼っている身としては、大会までの強化スケジュールに支障をきたしていることは間違いなく、結局また県外に出稽古に行くことになりそうです。
さて、昨日はオフだったので、大銀ドームへトリニータの試合を観に行って来ました。
このところフットサルを含めて何かと忙しく、行きの高速で岡山ナンバーの車を見かけて今日の対戦相手を知るという気合の入らなさ。
試合の方もあまりピリッとしない内容で、1-1のドローという結果でした。
そういえば、大銀ドームの西側の駐車場に体育館が建設されていますが、あれって完成後はフットサルの試合やバサジィのホームゲームも行われるようになるんでしょうか?
どなたか、そのあたりの事情に詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。
6月になると、いよいよFリーグのシーズンが開幕します。
今年はまだスケジュールを確認していませんが、毎年何日かはトリニータとバサジィのホームゲームが重なり、せっかく観に行けるのにどちらかを諦めなければいけないという贅沢な悩みが発生することがあります。
昔(Fリーグが開幕した頃)は、「もったいないので両方観てやろう!」と意気込み、同じ日にバサジィとトリニータの試合の両方を観戦したこともありました。
最近はフットサルの方に比重を置いているのでバサジィを優先していますが、もし大分スポーツ公園内に建設予定のアリーナでFリーグが開催されるようになると、同日開催の場合はものすごく便利になりそうで楽しみです。
サッカーとフットサル。正確にはJリーグとFリーグ。
同じ県内で行われるフットボールのトップチーム同士の公式戦です。フットボール好きな自分としては、出来れば日程調整してくれると助かるな、と思いつつ、現実的にはそれも難しいのかな…ということも分かっています。そもそも、主管する組織が違うので調整する必要もありません。
そういえば、昨日は市陸でヴェルスパのホームゲームも開催されていました。
確か、前回トリニータの試合を観に行った時は、市陸でなくスポーツ公園内のサッカーラグビー場でヴェルスパの試合が行われていたことを思い出しました。
同じサッカーのJリーグとJFLでさえ日程調整しないのだから、JリーグとFリーグも調整する訳がないかと、一人で納得。
思ったんですが、もう、小学生年代(4種)も、サッカーとフットサルを分けて考えたらどうですかね?
サッカーはサッカーでリーグ戦も大会もやり、フットサルはサッカーの日程に関わらず、独自の日程でスケジュールを組む。
あるいは、もっと思い切ってフットサル大会にはサッカーチームの参加を認めない。
参加チームは極端に少なくなるし、運営側はものすごくたいへんなことになるかもしれませんが、フットサルチームにとってはこれこそが“プレイヤーズファースト”。
うちのチームは長いことフットサル一本でやっています。サッカーとの掛け持ち選手もほとんどおらず、「フットサルは好きだけどサッカーにはそれほど興味がない」という保護者の方もたくさんいらっしゃいます。
そんなうちのチームの子供たちや保護者にとっては、フットボール=フットサル。
一時的に参加チームが減り、県代表チームのレベルもがくんと落ちることは間違いありません。しかし、これがフットサルを強くする最大の方法なのではないかと思います。
少なくとも、フットサルコートでのミニサッカーは排除することができますし、そうすることで純粋にフットサルに特化したチーム同士の切磋琢磨が繰り広げられるはずです。
一時的なレベル低下は避けられませんが、長い目で見た時に、そして大分のフットサルを強くするために、いつかの時点で思い切る必要があるのではないでしょうか。
決して、“サッカーチームが出てこなければ参加チームが減ってうちにチャンスが増えるかも”なんて小さいことを考えている訳ではありません。
あと、本当はサッカーも大好きなので、サッカーの会場で見かけても白い目で見ないでください(笑)
2017年
5月
19日
金
久々の更新です。
取り急ぎ個人的な近況を報告しますと、5月から異動した職場がなかなかたいへんでして、ほとんど練習に顔を出せていない状態。
ノー残業デーと、土日の大会やTRMで子供達と会うことを楽しみに、何とか頑張っています。
日記に関しても、仕事柄3月・4月と忙しかった上に、自分なりに書きたくない理由もあり、その結果3月に行われたフットサル施設連盟九州大会でのU-10の準優勝も振り返れず、リョーちゃん、ソラくんの卒業に触れることもできず、年度が替わり…
facebookでも近況報告はしてるし、いっそこのままやめてしまおうかな、とも思いましたが、一部保護者からの熱烈な要望もあり、また、最近では他チームの保護者の方からも「楽しみにしています。」と声をかけて頂くようになり、嬉しい反面プレッシャーも感じています(笑)
他チームといえば、以前あるチームの保護者の方から「院内さんのブログを家族で読み、過去を振り返るのが我が家の恒例となっています」というお言葉も頂いたことがありました。
確かめたことはありませんが、おそらくフットサル一本でやっている小学生チームはうちだけという大分のフットサル界。SNSでサッカーチームの活動状況は嫌でも目に入ってきますが、当然ながらフットサルチームの現状はなかなか伝わってきません。
そう思うと、フットサルチームのクロニクル、というと大げさですが、サッカーではないフットボールの在り様、大分にもフットサル専門チームが確かにあるんだということを伝えていく意味でも、できるだけ日記を更新し、記録として残しておくことも必要かなと思い、細々とではありますがこれからも書き続けて行こうと思います。
先週末の土曜日は、恒例の『城下かれい祭りフットサル大会U-10の部』に参加しました。
この年代のここのところの好調ぶりを考えると、(優勝もなくはないかな…)といった淡い期待を抱きつつの参戦。
悪いなりに初戦に勝ち、5年ぶりの上位トーナメントに進出するものの、準決勝では宮崎から参戦したフットサル専門チーム、Feliceさんに1-2で敗れ、決勝進出はならず。続く3位決定戦では久々に大会でリノスさんに勝ち、8チーム中3位というまずまずの結果で終えることができました。
敗れたFelice戦に関しても、贔屓目かもしれませんがほとんどの時間帯でうちの方が押していたように見えましたし、実際シュート数も多かったはずです。しかし、最後のところで決定力に欠け得点は先制の1点止まり。疲れて足が止まり、3試合を通じて唯一攻守のバランスを崩した前半終了前の時間帯に連続失点し、逆転を許してしまいました。
負けたのは残念ですが、敗因もはっきりしているだけに、悔しさよりも課題と手応えを感じることのできる大会となりました。
いつも感じることですが、このくらいの年代だと対戦相手のチームもサッカーの試合経験が少ないのか、フットサルのコートでフットサルのルールで戦えば、少なくとも善戦、あるいはうちがほぼ主導権を握って戦うことができています。
しかし、相手もサッカーで経験を積み、体力・かけひき・内容が悪いなりに勝ち切る勝負強さ等を身につけるにつれ、徐々に力の差がついて行ってしまいます。
良い例が、GW中に参加したARCOROLEAD九州Jr.CUP。
U-10は危なげない戦いぶりで4チーム中ながら優勝という結果を勝ち取ることができましたが、ほぼ同じチームとの対戦となったU-12の方はなかなか勝ち切れず、1勝3敗という結果となりました。
敗れた試合も、前半は押し込まれながらも何とかロースコアで持ちこたえることができていたのですが、後半に相手のフィジカルと遠目からの強引なシュートに屈し、こらえきれず失点という結果の繰り返し。
うちとしても、この年代になるとフットサルの感覚(主にコートの広さ、攻守の切り替え、守るべきゴールの広さ)が身に沁みているせいか、強い相手でもそうそう簡単に失点することはありません。しかし、点を取れないと見るや、試合の後半からガラッと戦い方を変えてくる相手になかな対応できていないのが現状。
良いサッカー(あえてフットサルとは言わない)をしているな、と思って見ていたチームがそれまでのスタイルをあっさり捨て、キックインから、あるいはキックオフからでも強引にゴール前にボールを蹴り入れてくる。
細かいタッチで抜いたと思ったら、躊躇なく手を使って止める。
その辺りの切り替えが、競った試合で勝負を分けることは分かっているつもりです。
ただ、1dayの大会でそこまでして勝たないといけないのか?
そもそもファールして試合に勝って、何の意味があるのか?
フィジカルとキック力で目の前の相手に勝ったとして、更に強い相手が現れたらどう対抗するのか?
試合経験の少ないフットサルチームの指導者の悩みは尽きません。
しばらく日記を書けなかった理由はこの辺にもあります。
知り合いのフットサル専門チームが、数年前からサッカーを取り入れ、劇的に強くなりました。
これは全くの推測ですが、フットサルを追求し、フットサルでやれることはやったけど、それでもあと一歩というところでサッカーチームを上回ることはできない。フットサルだけで足りないのならサッカーのスキルを取り入れてサッカーに対抗しよう。そう考えたのではないかと思います。
幸いと言っていいのか、うちの場合はまだまだ「フットサルを究めた」というレベルには達していません。人数的にも、指導者の方向性も含め、サッカーまで手を広げるつもりは全くありませんので、このままフットサルを貫いて行きたいと考えています。
なかなか練習に顔を出せなくなりましたが、自分が練習を見なくても、チームは確実に強くなっています。
これも自分なりに我慢して、頑張って増やしてきたコーチのおかげです。若いコーチも責任感を持って指導に当たってくれており、頼もしいかぎりですが、そうなると「自分はこのチームにいなくても良いのではないか」という思いが頭をよぎらなくもありません。
そうはなりたくないので、練習に出られないのであれば出られないなりに、自分にしか出来ないことを見つけてやって行こうと思いますし、チーム内での居場所をなくさないためにも、せめて日記ぐらいは書いて、チームのPRと現状を伝えていかなければと思います。
今や、県内の小学生で純粋にフットサル専門を名乗れるのもうちぐらいとなりました。
フットサルの関係者でさえ、「フットサルでサッカーが上手くなる」と言っている現状です(これも日記を書きたくなくなった理由の一つですが)。
自分達が心配することではありませんが、せめて県内に1つぐらいフットサル専門のチームがないと、フットサルというスポーツの存在する意味がなくなってしまいそうです。
ということで、遅くなりましたが新年度のスタートにあたり、院内フットサル教室は改めてフットサルにこだわり、フットサル一本でやっていくことを表明させていただきます。