2015年

4月

30日

スタイル

先週の土曜日のリノスとの練習試合に続き、先日(29日)はリベントとトレセンで練習試合を行いました。


新年度の活動を開始して約1か月。

新チームの腕試しという意味ではまたとない時期、相手に恵まれました。

 

結果としては、どちらの試合も相手の一方的な展開となりながら、リノスとは10分1本の勝負でうちが取ったセットの方が少なく、逆にリベントにはかろうじて1セットも落とすことなく終わることができました。

 

リノスとリベント。

 

数少ないフットサル専門チーム(最近、サッカーの活動も始めたようですが)のリノスと、サッカーどころ・中津に誕生したばかりの気鋭のサッカーチームであるリベントとの対戦。

互いに歴史の浅いチームではありますが、それぞれチームとしてやりたいこと、いわゆる“スタイル”がはっきりしたチームでもあります。

 

強いパスをつなぎ、正確なトラップと常に良い体の向きで相手のマークの隙を見逃さず、素早く前線の選手にボールを入れ人数をかけて攻め込むリノス。

一方のリベントは、両足のタッチで相手の遠い方にボールを置き、徹底的に1対1にこだわりサイドからドリブルで攻め上がる、個の強さを前面に打ち出した攻撃的なサッカー。

タイプは違いますが、ボールを大事にすることと、最初から最後まで、自分達のやり方を貫くという点ではどちらもブレがありません。

 

見ていて気持ちが良くなるというか、「このチームはこういうフットサル(サッカー)を目指しているんだな」というのが見ているこちらにも伝わってきます。歴史の浅いチームだけに、指導者の思いがより形に現れていると言えるのかもしれません。

そして、こういう相手と対戦するたびに、「うちのチームのスタイルって何だろう」と自問自答せずにいられません。

 

ポゼッションかリアクションかというと、間違いなくリアクションタイプ。

かといって、それほどカウンターにスピードがある訳でも、人数を割くわけでもありません。技術よりはフィジカルでボールを奪うチームだけど、じゃあフィジカルが特別強いかというと、決してそんなこともない。

昔は上手くないけど気持ちの強いチームと言われていたけど、今はどうでしょうか。

 

もちろん、目指しているスタイルが全くない訳ではありません。去年も最初の頃は理想とするスタイルに近づけるよう目的をもって練習に取り組んでいたものの、ある時期を境に、その時々のメンバーに合った現実的な戦い方へとシフトせざるを得ませんでした。

理想と現実のギャップ、というと格好いいかもしれませんが、要は指導力が足りないだけ、自分がやりたいことを徹底できないだけです。 

結局、去年のバーモント以降、自分の中でずっと引きずっていた宿題を解決しないまま、新年度を迎えてしまいました。決して問題を先送りしていた訳でも、目をつむっていた訳でもないつもりですが…

 

 

まあ、コーチに言わせれば、そんなことを考える前に練習に来いって話ですよね。

 

まだまだ書きたいことばかりだけど、今日はもう限界です。

 

続きはまたいつか。

 

 

誰か、飲みながらこの話に付き合ってくれる人、いないかな(*^_^*) 

 

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2015年

4月

20日

ご報告

本日、伊藤雅範・バサジィ大分前監督より、下記のメッセージが届きました。

 

「今季より、長野県松本市と筑北村にあります日本ウェルネス高校フットサル部・日本ウェルネススポーツ大学フットサル部の監督に就任することになりました。

また、合わせて、松本市を本拠地として、将来のFリーグ加盟を目指しているアロッサ松本フットサルクラブの選手兼監督として入団、指揮することが決まりました。

 

長野県は、私の両親の故郷です。

 

長野から、フットサル界に一石を投じていけるように全力で職務を全うしていきたいと思います。

 

本日、4月20日で37歳を迎えました。

やっぱりフットサルが大好きです。もう少し、ボールを追いかけたいと思います。

微力ではありますが、日本のフットサル界に貢献すべく、これからも自分らしくフットサル道に邁進していきたいと考えています。これからもよろしくお願いします。」

 

とのことでした。 (一部省略させていただきました。)

 

 

個人あてのメッセージではありましたが、昨年の練習訪問とホームゲーム招待以来、うちのチームの保護者や関係者の中にも伊藤監督のファンが増え、またバサジィ監督退任後の動向を気にかけている方が多くいらっしゃるので、と断った上で、当ホームページで紹介させていただくことに了解をいただきました。

 

個人的な意見ですが、一昨シーズンまで、ここ一番で勝ちきれず、なかなかリーグ戦の中位を抜け出せずにいたバサジィを、あれほどまでに勝負強いチームへと変貌させ、打倒・名古屋の一番手として2季連続してプレーオフに進出するほどの強豪へと押し上げてくれたのは、伊藤監督の手腕によるものと思っていました。

それだけに、突然の退任を非常に残念に思っていましたので、今回の監督決定を本当に嬉しく思います。

 Fリーグの監督として復帰してくれることを期待していなかったと言うと嘘になりますが、おかげで日本ウェルネス高校・大学のフットサル部、さらにアロッサ松本フットサルクラブというチームを応援する楽しみが増えました。

長野には縁もゆかりもない自分ですが、これも“ボールがつなぐ縁”ですね。

 

高校・大学・クラブチームの監督に加え、現役にも復帰されるということで、バサジィの監督時代以上に多忙でハードな日々が待っていることと思いますが、仕事の傍らで監督業を行っている私にとっては、フットサルに打ち込める伊藤監督の環境と熱意が羨ましくもあります。

 

どうか、くれぐれもお体にはお気をつけて、今後もご活躍されますとともに、またいつの日かFの舞台で伊藤監督のお姿を拝見できることを楽しみにしています。

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2015年

4月

16日

本格始動

火曜日に決まったキャプテンに続き、今日の練習後に副キャプテンが決まりました。

兄弟以外の新入団選手も入り、自分的には今日からようやく本格始動といった感じです。

 

順風満帆な船出、とは言えません。

 

大輝新キャプテンの成長痛も気になりますし、休んでいる光佑の回復状況や、足を引きずって練習に現れたという航輝のケガの具合、光輝はまだ無理をしているんじゃないか等々、心配は尽きません。

 

週4日の練習体制になって初めて迎える新年度。

 

最近のケガの多さは練習日を増やしたことと全く無関係ではないと思います。

これから、ケガとの付き合いや、保護者の送迎、コーチ陣のやりくりなど、様々な課題に直面していくことになると思いますが、誤解を恐れずに言うなら、これまでの「単なる趣味の集まり」から、ようやく本当の意味でスポーツチームになろうとしているのかもしれません。

 

この過渡期を、選手・保護者・指導陣が一体となって乗り越えて行きたいと思います。

 

書き出すといつも長くなるので、今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

忘れてた。

 

駿平・拓巳、コーチに来てくれてありがとう。忙しい時期なので、本当に助かるよ。

嫌がっていた兄弟の2ショット写真も、ちゃんと撮ったから(^^)v


あと翔コーチ、風邪ひきすぎ。 

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2015年

4月

12日

引き際

先日、NFCの谷口さんより、「様々な事情で今期よりチームと行動できなくなるため、NFC U-12の監督を退任する事となりました。」との連絡がありました。

 

「大分ではフットサルの公式戦はバーモントカップしかなく、昨年交流戦が再開されたくらいで主な試合もない中、フットサル専門チームである院内さんとの練習試合はたいへん楽しみで、いつも充実した時間を過ごせありがたいものでした。院内さんのように一丸となって取り組むチームを目指し頑張ってきましたが残念です。コーチ陣・保護者の皆様にもよろしくお伝えください。」とのことでした。

こちらこそ、フットサルチームといいながら、子供達になかなかフットサルの試合を経験させてあげることができない環境でNFCさんと知り合い、試合をすることができてたいへん助けられました。最近では、コーチだけでなく、保護者の皆さんもNFCさんとの対戦を楽しみにしていましたし、昨年度のお別れ試合がNFCさんで本当に良かったと思っていました。これもすべて谷口さんのおかげと感謝していただけに非常に残念です。

残念ですし、正直言ってやめてほしくありませんが、自分自身これまで何回もやめようと思ったことがあるだけに、軽々しく「やめないで下さい」と言うことができません。いや、自分だからこそ言えないと言った方が正しいかもしれません。やり切ったというよりも、志半ばでの退任、というのが本音ではないかと思いますが、谷口さんが考え、自ら下したこのタイミングでの引き際を尊重したいと思います。

 

今はただ、「今までお疲れ様でした。」とだけ言わせていただきます。

 

メールの文面を拝見した限りではNFCというチームがなくなる訳ではないようですので、これからも大会や練習試合で対戦する機会はあると思います。NFCさんの今後のご活躍と、谷口さんのご健康を心から願っています。

 

 

さて、今週は久々に水曜練習に参加しました。

 

水曜練習といえば、ミニゲーム中心の練習です。

監督とはいえ、水曜練習に行くからにはもちろん試合に出たい。

ということで、練習場への到着早々にストレッチを開始するとともに、中学生を相手にコートの隅で黙々とパス練習をし、“試合に出たい”オーラを出しまくったところ、その猛アピールが実ったのか、翔平コーチからゲーム要員として声がかかりました。

最近は、コーチが増えたおかげで普段の練習日のミニゲームでもほとんど出場の機会がなく、選手としてプレーするのはおそらく昨年末のOBによる蹴り納め以来、3か月半ぶりのことです。

 

猛アピールの末に勝ち取った試合機会ではありましたが、最近はゲームはおろかジョギングすらしていないため、自分でもびっくりするほど体力が落ちており、結果、わずか5分足らずのミニゲームで完全に息が上がってしまいました。さらに、「たまにはやっておかないと」と思って買って出たレフェリーでも、酸欠のためか頭が働かず、ミスジャッジを連発。

その後も引き続きゲームに参加するものの、後輩たちが次々とお膳立てしてくれるゴール前でのチャンスをことごとく外しまくり、タイムアップを迎えました。

 

子供達の前でみっともない姿を晒し、確実にコーチの出場機会を奪い、足はもつれて転びそうになり、脛に青タンをこさえ…個人的には全く良い所のなかった水曜練習でしたが、それでもこれだけは声を大にして言いたい。

 

「やっぱりゲームは楽しい!」

 

元々運動神経も良くない上に、28歳という、普通の選手なら引退が頭をよぎる年齢からフットサルを始めたせいで、プレーヤーとしては3流以下、素人同然の自分ですが、もしも小学生の頃にサッカーチームがあったなら、子供の頃からサッカーをしていたなら、もう少しマシなプレーができる選手になっていたのに、と残念でなりません。

思っても仕方のないことだと分かっていますが、それでも大好きなフットサルをプレーするたびにミスを繰り返し、味方の足を引っ張る自分が悔しくてたまりません。

 

「サッカーの経験もないのに、何で指導を続けているのですか」とか、「いつまで指導を続けるつもりですか」とよく聞かれ、最近はいちいち説明するのも面倒くさいので曖昧に答えてごまかしています。一応、「子供達のスポーツの選択肢を増やしたいから」と答えていますが、強いて言うなら、子供達に自分と同じような思いをさせたくないというのが指導を続ける一番の理由です。

 

GMも、大口のスポンサーもいないチームですので、タイトルを逃そうが多少イメージが悪かろうが、誰からも首を切られることのない気楽な立場ではありますが、それだけに引き際だけは誤らないよう肝に銘じて指導に臨んでいるつもりです。

 

とはいえ、まだまだ監督をやめるつもりはありません。

 

気力と体力が続く限り、このチームの指導は続けさせてもらいたいと思っていますので、コーチ陣並びに保護者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

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2015年

4月

04日

いつもの週末

今週から4月に入り、いよいよ平成27年度がスタートしました。

 

毎年、年度替わりのこの時期は練習をお休みしている我がフットサル教室ですが、今年はコーチ達の頑張りのおかげで4月2日の木曜日以外は休みむこともなく、26年度末から継続して練習を続けることができています。

ちなみに今日の練習の参加者は14人。地区の子供会や家庭の用事で来れなかったお宅を含めると、ほぼ普段の練習日どおりの人数が参加してくれています。

1年前までは、どうかするとコーチの数の方が多かった土曜日練習も、昨年からほぼ年間を通して練習を行ってきたことですっかり定着してきました。あとは、いつも来ているあの子が屋内用シューズを履いて来てくれたら言うことはないのですが…

 

また、水曜練習の方も、自分としては仕事の都合で初回の練習しか顔を出せていませんが、コーチからの報告ではこちらも毎回15人を超える子供達が参加してくれているとのこと。

考えてみると、今週は木曜日の練習を休みにしつつ、水曜日と土曜日は練習ができるという何とも贅沢な週となりました。水曜練習など考えられなかった去年までだと、おそらくお別れ会以降は1週間以上練習を休むことになっていたでしょう。

教え子でもあるコーチ達のおかげで、自分や河野コーチが来れなくても休みにする心配をしなくて良くなりました。自覚を持って指導にあたってくれているコーチ達に改めて感謝です。

 

 

さて、年度末の慌ただしさからようやく解放され、今週末からは徐々に普段通りの生活パターンに戻りつつある自分ですが、昨日は自宅に帰ってネットをチェックしていると、金曜日だというのにJリーグの第4節が行われていることに気づき、早速「鹿島アントラーズ対サガン鳥栖」のゲームをスカパー観戦。さらに、今日は同じく「柏レイソル対横浜F・マリノス」のゲームを観戦と、Jリーグ三昧の週末を過ごしています。

 

昨夜は個人的に注目している鹿島の柴崎選手が1ゴール2アシストとチームの全得点に絡む大活躍で、九州勢として唯一J1で戦っている鳥栖を鮮やかな逆転勝ちで下しました。

鹿島といえば、大分トリニータ出身でドイツ帰りの金崎夢生選手も絶好調。昨日は柴崎選手から金崎選手へのアシストという場面に遭遇することもできました。

 

ちなみに、柴崎選手も金崎選手も、小学生時代にフットサルの経験があるそうです。

 

柴崎選手は青森県の出身。雪国のチームは冬場にグラウンドを使えず体育館でトレーニングをするためフットサルも盛んだと聞きます。また、金崎選手の方は、小学生時代にバーモントカップの全国大会に出場するほどフットサルの経験は豊富です。


サッカーとフットサル。

ルールも違いますし、ボールのバウンドもコートの広さも競技する選手の数も違います。

同じフットボールと言う人もいれば、全然違うスポーツだと言う人もいます。

サッカーだけしか興味がないという選手の方が多いと思いますが、自分の経験から言わせてもらうと、「フットサルもやっているサッカー選手」の方が、サッカーしかやったことのない選手よりも断然有利なのではないかと思います。

実際、サッカー王国といわれるブラジルでは、小学生の頃はフットサルをして、体が出来てくる中学生頃から本格的にサッカーに転向するという話を聞きます。

逆に、うちのチームはフットサルしかしたことがない子が多いせいか、あまりサッカーに興味のない子もいるようで、自分としては少々残念に思っています。

 

残念といえば、あれだけ面白かった昨日の鹿島対鳥栖戦の入場者数は8,539人。

また、メンバーは去年とほとんど変わっていないのに、監督が変わっただけでこれほど躍動感にあふれ戦術的な引き出しも増えるのかと、横浜の戦いぶりに唸らされた今日の柏戦も12,000人ちょっとでした。Jリーグも観客動員では依然として低迷が続いています。

 

かと思えば、先日大分で行われた日本代表対チュニジア代表戦では親善試合とは言え35,000人近いお客さんが大銀ドームに詰めかけました。

フットサルとサッカーは別の競技ですが、Jリーグも日本代表も同じサッカー。一体この違いは何なのでしょうか。

 

先週末の日本代表戦で盛り上がった皆さん、チュニジア戦の先発メンバー11人のうち、7人はJリーガーです。高いお金を払わなくてもテレビや試合会場で簡単に見ることができますよ。H選手やK選手を見てキャーキャー言うのも良いですが、これからの代表を背負って立つであろう、柴崎選手や宇佐美選手らのJリーグ時代を見ておくのも悪くないと思いますが。

 

ちなみに自分、“日本代表”の清武選手のプロ初ゴールを目の前で見てます。

しびれるぐらい凄いゴールでしたよ(^^)v

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