2016年

6月

29日

Easy come,easy go

先週末に行われたバーモントカップの決勝トーナメント。

 

最終的には大分トリニータU-12の優勝という結果で終わりました。

今年は自分達が出場した19日の予選、そしてリノスさんが勝ち進んだ決勝トーナメントの数試合を観戦しましたが、一フットサルファンとして今大会を振り返ると、誤解を恐れずに言うなら「あまり面白くなかった」というのが正直な感想です。

 

いつもリノスのフットサルを見慣れているせいか、どうしてもリノス以外のフットサルはどこも似たような感じに見えてしまいます。

全部のチームの試合を見た訳ではありませんが、自分が見る限り、リノスを除いて唯一「よそとは違うことをやっているな」と感じたのはカティオーラでした。そのカティオーラも決勝トーナメント初戦でトリニータにPK戦の末に敗れ、自分的にはそれ以降は完全に“リノス対リノス以外”という決勝トーナメントとなってしまいました。

そのリノスも決勝でトリニータに惜敗し、結局は「サッカーチームがフットサルの大会で5人制のミニサッカーをやり、そしてサッカーが強いチームが勝つ」といういつもの展開。あくまで個人的な感想ですが。

 

ちょっと前までは、サッカーチームでもバーモントに出てくる時にはフットサルらしい動きや戦術を取り入れているチームがあったように思いましたが、それでは勝てないということなのか、少なくとも大分においては年々フットサルの“ミニサッカー化”が進んでいるように感じます。同時に、一部のチームを除き、大分県のジュニアのフットサルのレベルは上がっているようには思えません。

目先の勝ち負けだけを求めず、フットサルの試合ではフットサルにこだわる。でなければフットサルのレベルは上がって行かないのではないでしょうか?

試合を見たフットサル関係者の皆さんのご意見も是非お聞きしてみたいところです。

 

 

まあ、この件については、ここ数年決勝トーナメント進出はおろか、予選で勝ち点を挙げることさえ四苦八苦しているチームの指導者が心配することではないのかもしれません。大分県のフットサルのレベルの向上を考えるのは偉い人に任せるとして、本題は自分達のチームのことです。 

 

バーモントカップに限っては、対戦チームの入念な対策と思い切ったシステム変更が功を奏し、まずまずの内容で戦うことができました。

数週間前からこの大会に目標を定め、モチベーションとコンディションをMAXまで高め、相手チームを研究し…と、自分なりに考えられる限りの準備をし、コーチの疲労も限界を迎えるまでトレーニングを積み、何とか大会に出場できるレベルにまで仕上げることができたと自負しています。

その結果、3年ぶりにバーモントで勝ち星をあげ、ようやく今年のチームもスタートを切れたと喜んだのもつかの間…

わずか数日後には、悲しい現実が待っていました(T_T)

 

あえて大々的に告知をせず、いつも通りに迎えた先週木曜日の安心院とのTM。

 

さらに久々に訪れたマザーランドで開催された今シーズン初の育成リーグ。

 

これが、U-11とはいえトリニータを追い詰めたチームなのでしょうか?

最後まで必死で点を取りに来たNFCに対し、体を張り続けて完封勝ちしたチームなのでしょうか?

 

 

バーモント以降、トリニータとの試合を見てくれた知り合いの方にお会いすると、必ず「感動しました」「勝てると思いました」との声をかけてもらっています。

 

そのチームが数日後にあの結果…

勝ったNFCさんに対して失礼とさえ言いたくなるような、本当に情けない試合となってしまいました。

 

バーモントに向けて追い込み過ぎたのか、それともこれが実力なのか、理由はわかりませんが、とにかく、バーモントで見せた姿は本物ではなかったということだけははっきりしました。

自分を含め、コーチ陣のバーモントに対する思いが強すぎたのかもしれませんが、とにかく、もっともっと、長期的な視点に立ち、基礎からじっくりとトレーニングをしなければ、本当の力、地力は身に付かないなと強く感じました。

 

バーモントの最中も久々に「院内…コーチが多いな」という感想を耳にしました。

このままでは本当に『院内…コーチが多いだけのチーム』になってしまいます。

コーチ達、そろそろ例の問題に決着をつけませんか?

 

ただ、不幸中の幸いというか、今回の浮き沈みを体験し、どうしてバーモント本番を、また直前の中学生とのTMをあんなに良い雰囲気で迎えられたのかということに対し、自分なりに思い当たることはあります。そして、そのチームがわずか四日後には別人のようになってしまったのかということに対しても、漠然とではありますが、自分なりの答えを見つけることはできました。

そして、多分この先もそれをやって行くことで、少なくともAチームは少しずつ強くなっていくだろうな、ということは薄々感じています。

 

ただ、それをすることによる弊害ももちろんある訳で…

 

Aチームを強くするためにと割り切って断行すべきなのか、それともこれまで通りチーム全体で前に進んで行くべきなのか。

前者を実行するには絶対数が足りませんが、少なくとも自分達のストレスは減ります。いくら下の世代で良い試合をしても、結局評価されるのはトップチームの結果。

 

一難去ってまた一難。

 

一周して、また振り出しに戻る。

ではなく、少しでも上積みを、戻るにしても三歩進んで二歩下がっているということを期待しています。

  

チームを率いてる限り、葛藤は続きますが、何だかんだ、好きでやっている監督業。

ここは、チームが一つ階段を上り、新たな壁を迎える時期に来たと前向きに捉え、このすっきりしない空気さえも楽しみたいと思います。

 

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2016年

6月

24日

バーモントカップ2016

トリニータU-11に2対5。

カティオーラU-12に0対14。

NFCに1対0。

4回目の挑戦となるバーモントカップは1勝2敗という結果で幕を閉じました。

 

前年度チャンピオンのカティオーラには手も足も出ませんでしたが、U-11とはいえトリニータを相手に後半残り5分まで2-1とリードし、金星まであと一歩というところまで追い詰めることができましたし、NFCとの最終戦では両チームとも絶対に負けられないというプレッシャーの中、前半に奪ったゴールを必死で守り切り、3年ぶりにバーモントカップで白星をつかむことが出来ました。

 

たかが1勝。

されど1勝。

 

昨日の安心院とのTMで凹んだ気持ちに鞭打ち、何とか今年のバーモントカップを振り返ってみたいと思います。

 

まずは組み合わせから。

昨年度まで、2大会連続で3チームの総当たり(各チーム2試合ずつ)という予選形式が続き、この日記でも試合数の増加を訴えてきました。その声が届いたのかどうかは分かりませんが、今大会から原則4チームの総当たり(各チーム最低3試合を確保)というレギュレーションへと変更になりました。また、試合数の増加に伴い、予選が土・日の2日に分散して開催されることになりました。

 

迎えた2週間前の抽選会。

極めて私的な事情により強く念願していた土曜日を引くことはできず、おまけに大分のサッカー界を代表する二大勢力が待ち受けるパートを引き当てるという強運!子供達と保護者に申し訳なさを感じつつ、NFC共々、全然知らないチームと対戦するよりは…と気持ちを切り替え、残り1週間の練習に臨みましたが、振り返ってみると、今回はこの『組み合わせ』と、それ以降の練習が非常に効いていたのではないかと思います。

 

うちのチームの課題…挙げればきりがありませんが、一番の問題は試合経験のなさ、加えて初めて対戦する相手に弱いということに尽きます。

ならば、それを逆手にとって一度でも対戦したことがあるチームなら徹底的に相手を研究し、今の自分達にできるだけの対策・準備を取ろう。

うちは「相手がどこでも自分達のフットサルをするだけ」と言えるような強豪ではありませんし、そもそも、そんなベースとなる戦い方もメソッドもありません。

それまでのポゼッション練習をスパッと捨て、大会前の一週間、謙虚に、ひたむきに、強豪対策に取り組んできました。

 

今回、初戦のトリニータ戦で途中まで互角の勝負を演じることができたのも、カティオーラに大敗しても心が折れなかったのも、この大会に向けて相手をリスペクトしつつ、徹底的に相手のやり方をシミュレーションしたことが最大の要因だと思います。

トリニータ戦では狙い通りの守備とハイプレスから先制ゴールを奪い、30分の試合時間のうち、25分までにはリードした状態で試合を進めることができました。

これもコーチ達に相手のやり方を入念に伝え、仮想・トリニータとして対策を取って来た成果ですが、偶然にも木曜日のTMで対戦したディアリオさんがほぼ同じ組み立てで戦ってくれた上に、その試合で良い結果を残すことができ、子供達の中に「自分達のやっていることは間違っていないんだ」という自信が芽生えたからではないかと推測しています。

また、普段だと、大会前の木曜日は本番に向けての動きの確認とユニフォーム渡しといった調整的な意味合いの軽い練習が主となりますが、今回は試合が日曜日ということもあり、木曜日の練習もガッツリTMに充てることができました。さらに、当初はドームでやる予定だったこのTMが、事情により急遽場所を体育館へと変更。結果的に初めて訪れた会場でも臆せず中学生に立ち向かうことができ、本番に向けて非常に良いトレーニングとなりました。

同じ練習日というだけで、2週にわたって全くメリットのない小学生とのフットサルに付き合ってくれたディアリオさんには本当に感謝です。

 

なお、カティオーラとの試合に関しても、実はコーチ達にカティオーラの選手の動きをやってもらうように指示し、対策は練ってみました。しかし、(ここだけの話ですが)残念ながら子供達が充分にカティオーラ対策を取れるようになるまでは、コーチの足がもちませんでした。それだけ強い相手だと分かったからこそ、小細工せずに思い切ってぶつかり、「自分の力がどこまで通用するか試してみよう」と割り切ることができたのだと思います。トリニータ戦では逆転され試合終了前から涙を浮かべていた子供達でしたが、カティオーラとの試合では大敗にもそれほどショックを受けることなく、最後の試合に向けて上手く気持ちを切り替えることができました。

ちなみにNFC戦に関しては、正直言って全く対策を取っていなかった上に、運悪く相手がその前の2チームとは全く違うやり方をしてきたため、試合開始とともに選手もベンチも大混乱しましたが、徐々に落ち着きを取り戻した前半のうちに先制ゴールを奪うことができました。さすがに後半は足が止まり、相手の猛攻に肝を冷やしましたが、最後まで相手のシュートに体を寄せ、足を出し続けた結果、シュートがゴールの枠をとらえず、何とか逃げ切ることができたのだと思います。

負けはしたものの、トリニータ戦で自分達のやって来たことや準備が間違っていなかったという手ごたえを掴んだからこそ、カティオーラに大敗しても心が折れず、最終戦の勝利につながったのだと確信しています。

 

もう一つ、大会後のコーチの感想として、「木曜日にチームの状態が劇的に良くなったのは、円陣を含め、試合前の“声出し”が非常に良かったのではないか」という意見が聞かれました。

声出しに関しては水曜日の練習から始めたものですが、翌木曜日のTM前に早速採り入れ、さらに土曜日の練習終わりも円陣で締めと、良い雰囲気のまま初戦を迎えることに成功しました。

 

強敵との対戦をポジティブにとらえ、試合前に与えられた時間を有効に使い、自分達で雰囲気を盛り上げ…準備を怠らず、良い流れに乗ることができれば良い結果を迎えられるという典型のような今大会。

本当に、たかが1勝、されど1勝です。

他チームから見れば「たかが1勝で大げさな」と思われるかもしれませんが、うちとっては本当に意味のある、大きな大きな1勝です。

 

保護者の皆さんには、連日の練習やTMの送迎にご協力いただき、ありがとうございました。

大会関係者の皆さん、今年も素晴らしい大会に出場させていただきありがとうございました。レフェリーには今年もベンチから色々言って申し訳なく思っていますが、そんな中でも終了直後にfacebookで友達申請してくれる方もおり、フットサルファミリアの温かさを感じました。

 

開催時期が6月に変更され、チームにおける大会の位置付けも重みも微妙に変わってきたバーモントカップ。

特に、4年生が主体という今年のメンバー構成から考えれば、出場すること自体に賛否が分かれてもおかしくなかったところでしたが、やっぱり出場して良かったと心から思います。

 

書くことが多すぎてどこから手を付けて良いか分からず、いっそ書くのをやめようかと思っていましたが、やっぱり記録に残しておきたいと思い、ここまで書き進めてきました。 

できれば試合についてももっと深く掘り下げ、選手一人一人のエピソードも振り返りたいところですが、それはまたの機会に…

 

 

最後になりましたが、他チームの関係者を含め、会場で温かい声援を送っていただいた皆様に、心より感謝とお礼を申し上げます。

 

今後も院内FCをよろしくお願いします。

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2016年

6月

07日

in the name of  “F”

最近、石橋童夢での練習後にコーチ達とのジョギングを再開しました。

 

もちろん体力づくりが目的ですが、うちのチームの練習日とディアリオさんの練習日が重なるため、ジョギング中にコーチ達と話しながら多目的グラウンドで練習する教え子の様子を見るのが楽しみでもあります。

 

ちなみに今年はうちからディアリオに2人の新1年生が加入していますが、まあ、うちの卒業生の名前を呼ばれる回数が多い。

 

「○○○○○、寄せろ!」

 

「○○○○○、負けんな!!」

 

「○○○○○、やられ過ぎ!!!」

 

掛けられる声は、だいたいこの3種類です。

 

「寄せろ」からは判断の遅さを感じますし、「負けんな」からは当たりの弱さやボールを奪いたくても奪えない技術の差が伝わってきます。「やられ過ぎ」は…もうちょっと違う表現がないかなと思いますが。。

 

判断の遅さについては、小学生の頃にフットサルしかやっていないため仕方ない部分もありますが、「負けんな」や「やられ過ぎ」からは、サッカー経験者に比べ、フットサル出身ならではの“ひ弱さ”を感じます。

 

仮に、フットサル選手の人口の方が多く、サッカーからの転向者の方が極端に少なかったとしたらどうなっているでしょうか。

「トラップ大きすぎ」

「前に蹴り過ぎ」

「当たり激しすぎ」

そんな言葉が聞こえてくるのかもしれません。

 

一昔前に比べてフットサルのルールも変わり、ファール(チャージ)の基準もサッカー並に激しくなっています。Fリーグ等の試合を見る限り、決してフットサルの当たりが弱いとは思いませんが、それでもサッカー選手からすると、以前のチャージの基準(過度な接触はファール)の印象が強いのか、それとも室内競技だからという偏見のせいなのか、いまだに「フットサル=ひ弱い」と見られているようで、残念に思います。

 

世界一のサッカー大国・ブラジルでは、小学生(子ども)の頃はフットサルで技術を身に付けて、ある程度体が出来てから本格的にサッカーに転向するといわれています。

時代とともにハイプレスの傾向が強くなり、今やDFラインぐらいでしか余裕を持ってボールを持つことができないとさえ言われている現代サッカー。

ブラジルに行ったこともないし、細かい足技を身に付けさせてもあげられない自分達が言っても全く説得力はありませんが、プレスの厳しいミッドフィールドで余裕を持ってボールをキープするために、あるいはゴール前の狭い局面を打開するために、もっとサッカーでもフットサルのトレーニングを取り入れてはどうでしょうか?

別に、『フットサル経由サッカー行き』の育成パターンの確立を望んでいる訳ではありませんが、サッカーのためのトレーニングでも何でも良いので、もう少しフットサルが普及して、せめて定期的にリーグ戦ができる日が来ないかな…と切実に思います。

特に今頃は。 

 

 

今年もバーモントカップが近づいてきました。

 

バーモントカップといえば、言わずと知れたフットサルの小学生チャンピオンを決める大会ですが、うちにとっては知っているチームもほとんどなく、サッカーチームだらけの中にそっとお邪魔させてもらう、そんな印象の大会です。

そもそも、フットサルを専門でやっているチームがほとんどいない大分では、フットサルの専門チームがサッカーチームに挑むという構図すら成立していないのが現状です。

 

そんな中、初出場した3年前は予選を勝ち抜き決勝トーナメントに進出するものの、ベスト4を目前にして主力選手の故障に涙を飲みました。

 

比較的6年生が多かった昨年も、サッカーチームに全く歯が立ちませんでした。

 

昨年よりも高学年が少ない今年は、さらに厳しい大会となることは火を見るより明らかです。

ちなみに今年はベンチ入り10人中、6年生が2人で5年生が1人。

戦力差と、負けたときの子供達のショックも考慮して、参加の見送りも考えました。

しかし、辞退することで回避されるマイナス面よりも、大会に出続けること、経験を積み重ねることによって得られる財産の方が大きいと信じ、今年も玉砕覚悟で参加することを決めました。

 

 

院内FCのFは、フットサルのF。

 

選手層の薄さをカバーするだけの指導力はありませんが、少なくとも主役である子供達は参加することを選びました。

 

“参加することに意義がある”

 

弱者の言い訳のように使われている言葉ですが、本来の意味は「人生において重要なことは、成功することではなく準備することである」だそうでうす。

 

厳しい戦いになることは間違いありませんが、逃げずに参加することで、少しでもフットサル専門チームとしての存在感を示したいと思いますし、大分にも小学生のフットサルチームがあるということをアピールしたいと思います。

 

考えてみれば、フットサルの専門であるうちが、フットサル大会に参加することを遠慮するのも変な話ですからね。

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