サッカー>フットサル?

 午後1時、まさかの交流戦中止の連絡。

 予定が空いてしまったので、仕方なく、フットサルよりも気象条件や審判のレフェリングやスポンサーの意向が勝敗に反映されやすい、一言でいえば“フットサルよりも格段に大雑把な”もう一つのフットボール、サッカーでも観戦しに行こうかと考えていた矢先、リノスの西村さんから「せっかくなのでエルズで練習試合をしませんか」とのお誘いを受けた。

 会場に着くと、予想通りフットサル専門チームであるNFCも来ており、3チームで練習試合を開始。

 幸いなことに雨にも降られず、人工芝のコートの上で10分1本の練習試合を6本、みっちりと行うことができた。今日に限って言えば、交流戦よりもはるかに内容のあるトレーニングを行うことができたと思っている。

 相変わらずリノスやNFCの選手のボールタッチは正確でボール回しも早く、屋内とはいえ土のグラウンドで常にイレギュラーを恐れながら練習をしているうちの選手との技術の差を感じずにはいられなかった。

 西村さん、谷口さん、お世話になりました。

 

 個人的に、今日の交流戦の中止に関し、何ら意義を唱えるつもりはない。ただ、サッカーみたいにリーグ戦や大会がほとんどないフットサルチームにとって、今年から始まった月に一度の交流戦をどれほど子供たちが楽しみにしていることか、今日のためにどれほど練習を重ねてきたことか、もう一度考えてもらいたい。

 そして改めて問いたい。

 

 サッカー>フットサルなのか?

 いつまでもフットサルは5人制のミニサッカーなのか?

 FリーグはJリーガーになれなかった選手の受け皿なのか?

 

 ちなみに自分の周りには、Fリーグには興味があるけどJリーグにはそれほど興味がないという人が結構多い。小学生の頃からフットサルしか経験していないから、それはすごく正直な感覚だと思う。しかしながら、フットサルチームの監督である自分でさえ、教え子にも保護者にも、心から「Fリーガーを目指せ」とは言えないのが、今のフットサルを取り巻く現状であると認めざるを得ない。

 果たして、フットサルというスポーツの将来を、上に立つ立場の人間は真剣に考えていると胸を張って言えるのだろうか?

 「このままでは、大分県のフットサルも、日本のフットサルも将来はない。」改めて、フットサルを取り巻く現状とその厳しさを感じさせられた、初秋の出来事だった。

 もちろん、「上に立つ人」にとっては、そんなことは百も承知のことだろうけれど。

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コメント: 6
  • #1

    森 幸治 (日曜日, 21 9月 2014 15:30)

    藤原さん、HP作製お疲れ様です。
    私も同じ意見です。
    ずっと言い続けてきた事ですがフットサルを取り巻く環境を変えるにはまずは国体競技として認められる事が先決ではないかと考えます。
    そうする事で学校の部活動も出来るだろうし、自然と競技人口も増えていくのではないでしょうか。
    早くしないとFリーグの存続も危ういですよね…。

  • #2

    藤原 (日曜日, 21 9月 2014 23:21)

    森さん
    確かに部活ができると変わって行くでしょうね。
    ちなみにうちの地元の中学校には、フットサル部はおろかサッカー部さえありません。なので、フットサル教室を卒業した子供達は、半強制的に野球部かテニス部に入るそうです。(ほとんどはテニス部ですが)
    中には、中学でテニスをして、高校でサッカー部に入る子もいます。
    どう考えても不自然ですよね。
    16年前にフットサルの指導を始めて、7年前にFリーグが誕生して、でも自分たちを取り巻く環境は何ら変わらない。子供達のスポーツの選択肢を増やすためにやっているつもりが、かえって子供や親を悩ませているとしたら…
    自分はいったい何をやっているのだろうと思わずにいられません。

  • #3

    いち保護者 (月曜日, 22 9月 2014 09:38)

    私もJリーグにはあまり興味なくFリーグにはまっているうちの一人です。
    院内という身近にフットサルができる環境にあるから、自分の子供がフットサルを始めたからという単純な理由ですが、サッカー>フットサルという図式は納得いきません。
    ただ、サッカーをやっている子はフットサルも上手い、という事実は否めないと思います。
    その逆だと、どうしてもそのままではいかないのも事実だと思います。
    監督が何をやっているのだろうと迷われていることもわかりますが、「子供のころにフットサルに出会えてよかった」という声を卒業生や保護者から聞きますよ。
    なかなか勝てない、強くなれないという監督コーチの気持ちもわかりますが、16年も指導を続けてくれたことがなによりじゃないですか。
    U-15もつくってくれたじゃないですか。
    これからまだまだ頑張ってもらって、いつかはサッカーチームをフットサルで倒しましょうよ。
    監督コーチ、子供、保護者が一体となって図式をひっくり返しましょう!
    これからもよろしくお願いします!!

  • #4

    GKの母 (月曜日, 22 9月 2014 12:42)

    部活に《フットサル部》が出来たらどんなに良いでしょう。
    我が家は完全に サッカー<フットサル ですね。
    卒業時にはかなり悩み、監督にもご心配をおかけしました。
    当時はフットサル以外のスポーツはしたくない。
    でも全員部活制により何か部活に入らなければならない・・・。
    だからと言って週に一、二回の練習のために音楽部に入るのは、自由な時間を持て余してしまいそうで・・・。
    宇佐市のサッカーチームに入ってしまうと、本題であるフットサルには行けなくなる・・・結果、悩んだ末今の形となりました。
    二足のわらじは楽しいことばかりではありませんが、何年後かに「あれでよかった!」と思えるように頑張ってもらいたいものです。

    小学生のフットサルの大会はなかなか無いのが現実で、今年度から始まった月に一度の交流戦を親も子も楽しみにしています!
    来月の試合に向けてまた練習に励む子供たちのためにも、試合が中止にならないことを祈ります☆

  • #5

    藤原 (月曜日, 22 9月 2014 23:53)

    いち保護者さん
    多分、安心院の方だろうと勝手に想像しています。違っていたらすいません。
    安心院にも宇佐にもサッカーチームがあるのに、あえてフットサルを選んで来てくれている。それだけでも存在価値はあると思っています。考えてみたら、小学生のうちからサッカーかフットサルかを選べるなんて、すごく贅沢な環境と言えなくもないですよね。
    確かに、なかなか結果が出ず、自分でも気づかないうちに焦っていたのかもしれません。他人に文句を言う前に自分のチームを強くすることが先決ですよね。あまり難しいことは考えず、まずは自分のやるべきことを着実にやって行こうと思います。

    いち保護者さんのコメント、何度読み返しても涙がこぼれそうになります。ありがとうございました。

  • #6

    藤原 (火曜日, 23 9月 2014 00:20)

    GKの母さん
    今年からU-15の練習を開始して、改めて思ったんです。
    小学生の頃からフットサルの機会を提供し、毎週2~3日の練習と月に数度の試合を共に過ごしフットサルを好きにさせて、卒業と同時にフットサルと別れさせなければならない。
    自分はなんて無責任だったんだろうと。

    これまでも、「フットサル教室を卒業してすごく悲しかった」という卒業生からの声は届いていたのですが、どうしても行動を起こすことができませんでした。今年U-15を立ち上げることができたのも、コーチが充実してようやく中学生のことまで考える余裕ができたのと、もう一つは16期生の熱意のおかげです。

    過ぎてしまった時間はどうすることもできないけど、卒業していった先輩達の思いも受け止めて、今の子供達との時間を大事に過ごして行きたいと思います。
    出来れば、今のU-12にもその思いを感じてもらいたいけど。

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