このたびはリンクの承認をいただきありがとうございます。
分かりづらいかもしれませんが、上の方に何とか外部リンクのページを作ることができました。
甲斐監督は「俺なんかのブログは見らん方が…」とおっしゃいましたが、サッカーLOVEではないと言いつつ、サッカーと、何より子供達への愛情あふれる甲斐監督の日記を毎回楽しみに拝見させていただいていますし、自分の周りにこんなに素晴らしい指導者がいるということを我がチームのコーチや保護者にも知ってもらいたく、無理やりお願いをしてしまいました。
甲斐監督と初めてお会いしたのは、確か今から7年前だったと思います。10月の3連休の中日に宇佐でフットサルの大会があり、その前日に朝日・大平山公民館で緑ヶ丘と3チームで練習試合をしたのですが、覚えていますか?
3連休の初日に体育館にお邪魔して丸一日練習をさせていただきましたが、翌日の大会では惨敗。コーチ達と打ち上げをして「はー疲れた」と甲斐監督のブログを覗いた3連休の最終日、大平山は宇佐で行われたサッカーの大会に参加しており、「濃い3日間」と振り返っておられました。(2007年10月の日記をご確認ください。)
その時、このチームみたいに、甲斐監督みたいにタフになりたいと思いました。いつかホームページを開設する日がくれば、最初にリンクのお願いをするのは大平山AFCにしようと心に誓いました。
そのような訳ですので、承諾していただき嬉しく思います。お願いついでにブログのタイトルを今日から「コーチの日記」とさせていただきます。こちらもご了承ください。
あれから7年たちました。
あの時、最年少で参加して、ボールではなく上履きを飛ばしてゴールに入れた2年生が中学3年生になり、高校からのサッカー部入部のためにU-15の練習に参加しています。
この間、色々なことがありました。
“フットサル大会”に参加したら、キーパーは平気でゴールクリアランスをキックで再開し、審判は注意をしない。そんな大会だらけでした。フットサルのコートでサッカーボールを使って試合をしたこともありました。
面と向かって「フットサルなんかやっても将来はない」と言われたこともありました。対戦したサッカーチームの監督さんからは「サッカーはしないんですか?最近は8人制だから何とかなるんじゃないですか?」と言われることもしょっちゅうありました。
正直、どちらでも良いのです。サッカーでもフットサルでも。
ただし、うちのような田舎の、フットサルに必要な選手の数さえ揃えるのが難しい過疎地域で仮にサッカーチームを作ったとしても、満足に活動できるとは思えません。
また、私はサッカーに関しては素人ですが、甲斐監督がこだわっておられるように、本来は11人制で行う競技を、色々理由はあるでしょうが小学生の頃に8人でやらせることが正しいとはどうしても思えません。
甲斐監督のブログを通じて読んでいただいた方々の中には、先日の私のブログの内容が「サッカー対フットサル」との誤解を与えてしまったかもしれませんが、決してそのような短絡的な図式をイメージして書いた訳ではなく、フットサルの指導者として、いつまでたってもフットサルを取り巻く環境が変わらないことを素直に訴えたつもりです。
人数が揃わない田舎の子供は、フットボールなどやらずにおとなしく野球か個人競技でもやっていろということなのでしょうか?それとも好きなスポーツができないなら家でゲームでもしていろと?
高学年だけではチームを作れず、低学年までかき集めて何とか人数を揃えてサッカーの試合に出る。確かにそれにも意義はあると思います。しかし、院内という地域においては、サッカーよりも5人制のスポーツとして確立しているフットサルの方がよほど現実的で子供達のためだと思うからこそ、陰口を叩かれようがサッカーチームから見下されようが歯を食いしばって指導を続けているのです。
果たして、田舎でサッカーをしていた子供たちが大学を卒業して地元に帰って来た時、彼らの身近にサッカーはあるのでしょうか?それが生涯スポーツのあるべき姿なのでしょうか?そこにサッカー監督の言う“子供達の将来”はあるのでしょうか?
話は逸れてしまいましたが、ここ数年、ようやくフットサル専門チームも出来てきました。主に県外ではありますが“フットサル”の大会も増え、サッカーほどではありませんが充実した活動ができるようになってきました。
なかなか強くはなりませんが、我が院内フットサル教室がここまで活動を続けて来れたモチベーションの一つとして、大平山AFC並びに甲斐監督の存在があったことは間違いありません。私たちはこれからも甲斐監督率いる大平山との対戦を心待ちにしています。
試合の前に「大平山の円陣に気をつけろ」というのを言い忘れ、いつも「ドドン!」にビビらされる。自分達の練習に取り入れているクーバーのボールタッチを試合で徹底的にやられヘコむ。そんな監督が率いる院内フットサル教室ですが、これからもよろしくお願いします。
追伸
昨日から当HPのアクセス数が急激に伸びております。甲斐監督効果です。はい。
コメントをお書きください
justice friend (日曜日, 28 9月 2014 21:55)
どうもです。
あのぉ~、
このコメント欄に入っても良いのか?
やめた方が良いわ。
いや、何かコメントしちょかんと。
…、いや、真面目藤原監督氏のお言葉がこちょばいくて…。
でも、褒めて頂いてるんやし。
いやいや、真面目藤原監督氏は褒めすぎやろ。
文章も『俺様』よりも上手いし。
いつもコメントされている方がコメントしてねぇっちいうことは、そういうことやろ
…、
と、私の中に何人もの『俺様』が出てきて会議をしてました。
はい。
リンクの仕方、判明したんですね。
残念…。
で、ありがとうございます。
今後はもっとリンクが増えてくることだと思いますので、下に下に追いやって下さい。
ここはマジです。
7年前になりますか。
『もう』なのか、『まだ』なのか。そんな感じですよねぇ。
いつも下品なチームですみません。
私も藤原監督に、
「サッカーは?」
と聞いたことがある1人です。
『弱い』『勝てない』とブログには書かれていますが、大平山AFC的にグレイトサラマンダーにこの7年間で勝った記憶があまりないので、普通にサッカーでも通用するのでは?という興味本位だったと思います。
興味本位で藤原監督の切なる想いをイジっていたのであればお詫びします。
その『切なる想い』…。
切なる想いだと強くお察しします。
地域的な問題、環境に対しての我々(指導者)の工夫…。
お察しします。
しかし、『サッカーLOVEではない』私だから、もしかすると藤原監督の気持ちに入っていけたのかもしれませんね。
私は、ただ、
サッカーしか知らない、
野球しか知らない、
陸上しか、水泳しか、空手しか…、
という大人に、自分の教え子にはなってほしくはありません。
キャパシティがサッカーで一杯…。
そんな大人、考えられません。
たまにいますが…。
取り留めのない内容のコメントになってしまいましたが、リンクの件、リンクに至った経緯を読んで、大変光栄に感じている次第です。
ありがとうございました。
どうか、今後も交流をよろしくお願い致します。
それでは、この『コーチの日記』、そして院内フットサル教室のホームペイジが永遠にわたって続きますように。
長寿と繁栄を
藤原 (月曜日, 29 9月 2014 12:55)
justice friendさん
コメントへの返信をありがとうございます。
あまりに貴ブログで真面目真面目と連発されたので、そういう人間になったつもりで書いてみました。
嘘です。
どこも似たり寄ったりなのかもしれませんが、田舎の方では特に保護者からスポーツクラブに対し、子供さんのしつけの面などの教育的指導を求められる傾向が強く、必然的に私たちも子供と接していると、“真面目な”指導者にならざるを得ないのです。
周りからも「フットサルになると人が変わる」と言われます。
確かに大平山さんと対戦させていただいた頃は、技術はなくても気持ちの面で強い子が多く、取られても取り返す、負けたら次はやり返す、そんな子供達が集まっていました。
フットサルはサッカーよりも狭いコートでサッカーよりも弾まないボールを奪い合うスポーツなので、多少の技術の差は気持ちと球際の強さで補っていたつもりです。
しかし、全員とは言いませんが、ボールを取られても取り返そうとしない、転がっているボールを追いかけようともしない、そういう子供が多いと、なかなか勝ち負けを競うスポーツのチームとしては機能しません。
そのようなお子さんに対して、私たちスポーツの指導者はどこから手を付ければ良いのでしょうか?
最近では、フットサルの技術を身に付けさせる前に、まずランニングとストレッチをきちんとやらせる。それができないなら、まず挨拶と返事から。
時間はかかりますがこれが一番良い方法だろうと考えコーチ達と練習に取り組んでいます。冗談ではありません。そんなことを練習の度にやっていたら、こちらとしても真面目にならざるを得ませんよ。。。
また愚痴ってしまいました・・・
しかし、ブログの内容といい、ハンドルネームといい、justice friendさんこそ相当真面目な方だと思っています。
サッカーとフットサル、競技は異なりますが、フットボールに関してはお互い真面目に悩んでいきましょう。
これからも相談に乗ってください。
上靴の少年の母 (月曜日, 24 11月 2014 22:51)
監督の記憶力に脱帽ですね~。
あのプレイが彼の原点で全てが凝縮している気がしてなりません。
色々回り道をして、色んな風景を眺めたようですが、彼にとって一番やりたいことは、
ボールを蹴る事。そこに相手がいたらこんな楽しい事はない。
だそうです。
随分と生意気を考えつくようになったもんですわ。
ボールが繋ぐ縁が切れる事なく~これからも色んな刺激を与えてやってください( ^o^)ノ