リスタート

3連休最終日の今日はトレセンで中津のリベントというサッカーチームと練習試合。

 

普段は中津市の豊田・南部小グラウンドで練習しているクラブチームですが、フットサルにも力を入れており、フットサルを専門でやっているうちのチームの話を聞きつけて、わざわざ練習試合を申し込み院内まで足を運んでいただいた。

 

昨日の最悪な状態から立て直す時間も切り替える余裕もなく、戦術的な練習を少しと、「とにかくホームでやるので自信を持って、練習でやってきたことを一つでも試合で出そう」とだけ子供達に伝えて試合に臨んだものの、昨日からの悪い流れを変えられないまま、初戦は良い所なく敗れた。

 

正直、(今日もダメかな…)(とりあえず今日を乗り切って、あと2回の練習で立て直すしかないか…)とあきらめかけた時、意外な所に転機が隠れていた。

 

本来なら、今週末のバーモントカップに向けて高学年チームだけで試合を行う予定だったけど、うちのベンチに残っていた控え選手に目をつけたリベントの監督さんから低学年同士で試合をさせてもらえないかとの申し入れがあり、深く考えずにOKをしたところ、試合をしたくてたまらなかった4年生以下チームが同じ低学年を相手に互角以上の戦いを見せ、昨日から引きずっていた重苦しい空気を一変させてくれた。

すると、低学年の勢いに引っ張られるように、悩める高学年チームもようやく自分達のやりたいことが少しずつ出せるようになってきた。

互角とまでは言えないし、内容も結果も上回ることはできなかったけど、何よりそれまで全く出なかった声が出るようになり、チームの雰囲気が目に見えて変わってきた。

 

別に、低学年チームが、「不甲斐ない兄貴分の仇を俺達が取ってやろう」と意気込んで試合に臨んだ訳ではないと思うし、彼らは彼らなりに自分のことで精一杯だったのだとは思うけど、この年代特有の“怖いもの知らず”の勢いで、相手が中津のサッカーチームだろうが高学年がボコボコにやられた相手だろうがそんなの知ったことじゃないと言わんばかりに、体を当ててボールを奪い、味方のパスを全力で追いかけ、チャンスでは迷わずシュートを打ち、ゴールが決まれば飛び跳ねて喜ぶ。試合ができることの楽しさ、嬉しさを、自らのプレーで、体全体で表してくれた。

 

攻め方がどうの、守り方がどうのと口うるさく指導してきた結果、監督の言うとおりに動かなければ、とガチガチになっていた高学年と、指示らしい指示も受けておらず、交流戦で負け続け、とにかく試合がしたくてしたくてたまらず、練習に来てみたら運よく試合ができた、その喜びを爆発させるように自由に動き回った低学年。

もしかすると、持っているものを出せ、と言いながら、出せない雰囲気を自分達が作ってしまっていたのかもしれない。ここまで来たからには、あまり難しく考えすぎす、子供達を信じて気分よくやらせることが大事なのかなと思えてきた。

 

対戦相手にも恵まれたと思う。

リベントさんには本当に申し訳ないけれど、サッカーチームに疎いもので、隣の市とは言え全く名前を聞いたことがなく、どんなチームなのか、バーモントの前のこの時期に練習試合を組むことが良かったのか、今日まで半信半疑だった。

 

結果的に、サッカーチームだけど、「フットサルにも関心を持っていて」「うちがフットサルの専門チームだから」「フットサルを教えてもらいに来た」という姿勢をリベントさんが貫いてくれたおかげで、勝ち負けだけにこだわるのでなく、サッカーチームとの対戦にありがちな激しいボールの競り合い・体のぶつけ合いだけに終始することもなく、プレーのスピード感と寄せの速さを感じつつも試合内容は全く荒れないという、願ってもないトレーニングを行うことができた。

試合前の練習の様子や選手一人一人の振る舞い、さらに試合への入り方など、見る人が見ればうちのチームのレベルは簡単に察しがついたことと思うけど、そんなチームに対しても決して侮ることなく、一対戦相手として、選手も指導者も最後までリスペクトを忘れない態度で接してくれたことに感謝。

どん底にいて、前に進むこともやめそうになっていたチームだけど、今日からまた新たなスタートを切れそうな気がした。

 

 

リベントの村上さんからは、しきりに「バーモントカップ前の大切な時期に無理を言って時間を割いていただきすいません」と頭を下げていただきましたが、お礼を言わなければいけないのはこちらの方です。戦力も指導力も、足りないことだらけのチームですが、一番足りない“試合経験”を積ませてもらうことができました。おかげで昨日までとは違う気持ちで本番前の残された日々を過ごすことができそうです。

今後ともお付き合いをよろしくお願いします。

 

 

ちなみに、リベントとうちを引き合わせてくれたのは、大平山の甲斐監督とのこと。

甲斐監督から紹介を受けたリベントの村上さんが、わざわざこのホームページでうちのスケジュールを確認し、今日の練習試合を申し込んでくれたそうである。うちのチーム事情もよくご存じの上で、小学校の枠に捉われないクラブを目指す上でうちのチームを理想的とまで言っていただいた。大事な大会を前にうまく行かないことばかりで悩むことも多いけど、そんな時だからこそ、先日の伊藤監督の訪問に続き、ボールが取り持つ縁のありがたさをしみじみ感じることができた。

 

バーモントカップまであと一週間弱。

残された時間も、できることも限られてきたけど、それでもできることを精一杯やって、悔いなく本番を迎えたい。

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コメント: 2
  • #1

    いち保護者 (火曜日, 25 11月 2014 18:17)

    連休中、練習や練習試合とお疲れ様でした。
    いよいよ今週土曜日は今年の集大成の場ともいえるバーモントですね。
    監督やコーチ、子供達の紆余曲折を経ていまのチームがあると思うので、子供達にはとにかく悔いのないような試合をしてほしいと、只々祈るばかりです。
    こんな大きな大会で緊張しない子はいないと思うので、適度に緊張したうえで試合までの時間を有意義に過ごしてもらいたいと思います。
    おそらく試合はあっという間に終ってしまうでしょうね。
    いつもの自分たちの実力を出し切らず終ってしまわないように、皆には初戦から全力で臨んでほしいと、いち保護者として応援しています!
    監督コーチも頑張って下さい‼

  • #2

    藤原 (水曜日, 26 11月 2014 23:30)

    いち保護者さん

    大きな大会前の、何とも言えないこの緊張感を自分なりに楽しんでいます。とりあえず、明日はユニフォームを渡しますので、その時の子供達の表情が楽しみです。

    今年のチームは、去年の大会に参加した選手と、初めて参加する選手が混じっていますので、果たしてどんな心境で過ごしていることやら…

    案外、保護者の方が緊張しているかもしれませんね。

    いよいよ練習もあと一日となりました。
    今さらジタバタしても良いことはありませんので、おっしゃる通り、子供達の持っているものを初戦から出し切らせてあげられるよう、出来る限りのサポートをしていくのみです。

    いち保護者さんも応援をお願いします!

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