ビーコンへGO!

明日、1月18日(日)13時より、ビーコンプラザにてFリーグ第28節「バサジィ大分対フウガドールすみだ」戦が開催されます。

 

現在2位のバサジィ大分は、この試合に勝てば他チームの成績に関わらず、無条件でプレーオフへの進出が決定します。昨シーズンから導入されたプレーオフで、絶対王者の名古屋オーシャンズをあと一歩のところまで追いつめたバサジィとしては、プレーオフの出場権を得るだけでなく、少しでも上の順位でプレーオフに進むためにも、残り試合は一つも負けられない戦いが続きます。

明日は、コーチ達とともにビーコンで久々のFリーグを楽しみたいと思っています。


 

昔、フットサル教室のコーチ達で作っていた大人のフットサルチーム・FCジンガでよく1DAYの大会に出場していました。

28歳でフットサルを始めた自分ほどではないにせよ、社会人になってからフットサルをはじめた大人達に、若干の卒業生を助っ人に加えた素人っぽさ丸出しのチームながら、度々優勝することができました。

対戦相手は、ほとんどサッカー経験者が集まって出場しているチームばかり。常に技術的には格上の相手との対戦となりましたが、試合開始から相手にプレッシャーをかけ続けるアグレッシブなプレースタイルと、押し込まれていてもゴレイロからの速攻と、何よりチームワークを武器に当時は運よく勝ち進むことができていました。

 

そんな自分達の奥の手が、勝ってる試合の最終盤の時間の使い方。

とにかく、ボールをコートの外に蹴り出すのです。

1DAYの大会は100%ランニングタイムで行われるため、ボールがラインを割っても時計は止まりません。なおかつ、ボールボーイもいないので、2個ぐらい続けてボールを蹴り出すと、それだけで1分ぐらい時間を稼ぐことができます。

もちろん、常にこの手を使っていた訳ではありません。例えば決勝戦でもの凄く強い相手と対戦して、ギリギリ1点差で勝っているような展開。それも実際のところは1・2回程度しか試したことはありません。当時のチームメイトからも陰でセコイと笑われていましたが、完全にボールを蹴り出さないにしても、勝っている時にロングボールを相手陣内の深い位置に蹴り、自分のゴールから遠ざけつつ時間を使うという戦法はサッカーでもフットサルでもありますし、なにより技術のない自分がチームで生き残るために自分なりに考え、編み出した裏技でもありました。

 

今は自分が試合に出ることはほとんどありませんが、ある時、子供達の指導のためフットサルの専門書を読んでいると、『フットサル速攻マニュアル100』というフットサル界では有名な監督が書いていた本に、「田んぼが見えたらクリア」という内容が紹介されていました。「自分たちが勝っている時の後半は、ボールを田んぼ目がけて思いっきりクリアする」ただし「これが原因で試合後に相手チームの選手と揉めないように気をつけて下さい(笑)」とのことでした。

どちらかというと大人向けの、しかもサッカー・フットサル経験の少ないチームが簡単に勝てるようになるためのポイントを紹介したような本でした。なおかつ、まじめな戦術を90ぐらい紹介した上で、最後に裏技として紹介したその一番最後に書かれていたものであり、著者も冗談程度の気持ちで書いたのだろうと思いますが、当時、フットサル界でカリスマと言われていた強豪チームの監督がこれを書くか、と軽い衝撃を受けたことを覚えています。

 

それに、これってセコイ方法ではありますが、実際やってみると意外と難しいものでもあります。長いボールを蹴るためには、まず相手に邪魔されないだけのスペースを確保しなければなりません。また、ロングキックを蹴るためにはそれなりのキック力とキックのモーション(足を振り上げるのに要する時間)が必要です。決勝戦の後半なんかで1点を争うような緊迫した展開だと、相手も必死でボールを奪おうとプレッシャーをかけてきて、なかなか簡単にロングキックが蹴れる状況が生まれません。

自分は時間を使うために苦し紛れでやっていましたが、この本を書いた作者は、きっとここまでの技術と精神的な余裕が必要だと分かった上で紹介していたのだと思います。

 

ちなみに、この本の著者が、当時関東フットサルリーグで無敵を誇っていた「FUGA TOKYO」、現在の「フウガドールすみだ」の監督である須賀雄大氏です。若い監督が多いFリーグの中でも、屈指の若さと指導力で知られる青年監督でもあります。

このフウガすみだというチーム、過去には関東フットサルリーグ3連覇を達成するなど地域リーグ時代から強豪として知られ、Fリーグ準会員を経て今シーズンより満を持してFリーグに参戦しました。同時に参入してきた仙台や、2年前に加入した浜松といった新規参入チームが苦戦を強いられる中、現在リーグ戦で8位と大健闘をみせており、今年のFリーグを盛り上げている要因でもあります。

 

個人的にも、単純に初めて目にするチームという目新しさだけでなく、攻守の切り替えの早さや運動量など、新規参入ながらFリーグ勢と互角に渡り合うチーム力に注目して見てみたいと思っていますし、試合前のアップや円陣なども特徴的との評判ですので、色々な意味で非常に楽しみな一戦です。

もちろん、新規参入チームの挑戦をバサジィが退け、自力でプレーオフ進出を決めてくれることを信じていますが。

 

 

去年の6月に開幕したリーグ戦も、いよいよ残り6試合となりました。

今シーズンのホーム戦もあと2試合です。時間のある方は、是非ビーコンに足を運んでバサジィ大分を応援しましょう!

 

自分も機会があれば、須賀監督にサインでももらおうかなと思っています。

もちろんあの本に。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    匿名コーチ (月曜日, 19 1月 2015 12:03)

    昨日のバサジィはヒヤヒヤドキドキでしたね。
    これまで「フウガドールすみだ」には負けなしだったし、順位も現在8位ということで楽勝ムードで乗り込んだ自分ですが、予想外を上回る相手の上手さ、速さ、気迫に圧倒され、ギリギリ引き分けとなった試合でしたね。
    監督のコメントで昔話の戦歴が出てきましたが、あの頃の自分たちに上手さがあったとは言い切れず、それでも練習を重ね、試合に負けてはその晩の反省会でケンカもしょっちゅう・・・といったことを繰り返していました。
    上手さはないけど、自分たちの戦える形で点を取っていく。不細工な形だけどボールに食らいついてゴールを守る。このがむしゃらな気持ちでサッカー経験者を相手に戦ってきたことを思い出しました。
    目先の順位や個々の技術うんぬんの前に、まず自分たちの実力を見極め、どの形であれば経験者相手に戦っていけるのか、いろんな意味でそれを考えさせてくれた「フウガドールすみだ」戦でした。
    昨日の戦いと自分たちの経験を活かし、明日からまた監督・コーチ陣と作戦を練っていきたいと思います。

  • #2

    藤原 (月曜日, 19 1月 2015)

    匿名コーチさん

    自分も昨日からフウガの予想外の強さが頭に残って離れません。
    本当、8位にいるようなチームじゃないですよね。

    コーチの言いたいこと、よく分かります。

    その頃のメンバーが監督・コーチを務め、ジンガで一緒に戦った翔平コーチや拓郎コーチとともに指導しながら、自分達とは真逆のチームしか作れない。大人と子供の違いなのかな、と思うこともあるけど、小学生でも気持ちの強いチームはたくさんあるし…
    今のメンバー数では、都会のチーム相手に互角に戦うことは非常に厳しいことは分かっています。なら、彼らが中学生・高校生になった時のために、勝負は度外視して基本の習得に時間を割くべきなのか。それともある程度は結果に割り切った戦い方をするべきなのか…
    ここのところ、ずっとそのバランスに悩んでいましたが、そんな時期に良い試合に巡り合うことができ、自分もまだまだやり方はあるんじゃないかと考えさせられました。
    また明日からお願いします。

院内フットサル教室

 

住所

〒872-0333

大分県宇佐市院内町原口146-1 平成の森公園内

農村交流センター事務室

 

メールアドレス

innaifc1998@gmail.com