ご案内のとおり、今週から水曜日の練習を開始しました。
水曜練習初日となった昨日の参加者は13人でした。
告知期間も短かかったし、最初は5~6人ぐらいかもしれないな、と覚悟していましたが、初日から予想以上の子供達が集まってくれました。
何人来るか分からなかったので、練習内容に関しては「とりあえず集まった人数で半々に分かれてゲーム形式の練習をしよう」としか考えていませんでした。例えば参加者が6人ならメンバーを変えながら3対3を繰り返し、コーチが揃えば子供対コーチチームでミニゲームをやる、といった程度のプランでしたが、こちらの予想を大きく上回る参加者数となったおかげで、途中から予定を変更し、低学年同士の4対4、さらに高学年対コーチチームでのミニゲームをガッツリ行うことができました。
また、練習内容だけでなく、ミニゲームでの“当たりの強さ”に関しても、コーチ達と特に打ち合わせはしていませんでしたが、彼らなりに子供達に足りないものを感じ取り、手を抜かず子供達の相手をしてくれたおかげで、色々な課題が見えてきました。
一例をあげると、守備の面で言えばボールを持った相手に対する寄せの甘さ、フェイントにつられ過ぎてコースが全く切れていない、次のプレーを予測できない、戻りながらのポジション取りの悪さ、攻守の切り替えの遅さ、そもそもカウンターに対処する心構えが出来ていない、腰高・足が揃っている…前線の選手の守備だけでも驚くほどたくさんの課題が見えてきました。
これらを一つ一つ修正していくのかと思うと気が遠くなりますが、それでも、今はこんな状態の子供達が、やがて素早い寄せで相手のボールを奪ったり、一人で奪えなくても相手の出足を止めてパスコースを切り、味方と連動して相手選手のパスをカットして一気にカウンターに転じる…そんな日が来ることを期待して、課題に取り組んで行きたいと思います。
口を出したくなるのを我慢して、メンバー選びも試合間のミーティングも極力子供達だけでやらせる。一方で、試合が行われているコート上ではミスに対する叱責や怒声にも近い大声が飛び交う。これが正しいのか分かりませんが、元々「足りないものを補う」ことを目的に始めた水曜練習ですので、とりあえずこのまま続けてみるつもりでいます。
会場の都合で時間が短いことがネックですが、保護者の皆様にはできる範囲でご協力をお願いします。
今週から3月になりました。
暦の上ではとっくに春を迎えており、日中は暦どおりの暖かさを感じる日もありますが、夜間はまだまだ冷え込みます。
体を動かすこともなく子供達の練習を見守っていると、手先・足先から、次第に体全体まで強烈な冷えを感じてきます。そんな状態で、子供達に分かる言葉で、子供達に伝わるように言葉を選びながら声を発していくと、寒さで回らない口の影響もあり、段々と自分でも何を言っているのか分からなくなることが多々あります。
トレセンは体育館なのでまだ良いのですが、屋内とはいえ山に囲まれた石橋童夢での練習時は想像以上の寒さとなります。特に、体を動かすことのない冬の日の練習終わりの頃などは体の芯まで冷え切ってしまいますが、そんな中、何とか言葉をつないで最後の挨拶を終え、連絡事項を確認するとともにコーチ達との簡単な打ち合わせをして帰宅。そんな日々の繰り返しです。
今日も寒さで震える手でハンドルを握り、石橋童夢の坂を下っていると、多目的グラウンドで練習するディアリオの選手達の練習の様子が目に飛び込んできました。
こちらは寒いとはいえ屋根・壁付きの建物の中ですので風雨は凌げますが、彼らは完全に屋外です。自分達が感じる寒さとは比べ物にならないほどの寒さの中、黙々と練習に打ち込む中学生や、指導を終えて自らマイクロバスを運転し、選手を送り届ける山下監督のお姿を目にするたびに、「まだまだ」と思いながら、帰途につく。
春の訪れが待ち遠しい、今日この頃です。
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いち保護者 (火曜日, 10 3月 2015)
いよいよ3月も終わりに近づき、6年生と練習できるのもあと数回しかありませんが、一緒に練習ができるのを楽しみにしているようです。
我が子も1つ上の学年になろうとしています。
が、実力はまだまだのようで、この先うまくなっていくんだろうかと不安ばかりが募っていきます(--;
アメとムチとよく言いますが、アメの使い方がよくわからず、いつもムチばかり使っているところです。
水曜日練習も加わり、フットサルについて考える時間も増え、ボールに接する機会も増えて、試合感覚も養える。
なおかつ近場に石橋童夢、トレセンという最高の環境の中で練習ができるというこの教室はすごく贅沢なことなんだと、監督のコメントを見て改めて思いました。
送迎が難しく水曜日練習に参加できない日があるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。
藤原 (水曜日, 11 3月 2015 00:03)
いち保護者さん
いつもご協力いただきありがとうございます。
コメントから察すると、お子さんは低学年のようですね。
だとすると、今はまだ、友達とボールを蹴るのが楽しいだけの時期だと思います。自分の経験則ですが、低学年の頃はあまりうるさく言わず、本当にフットサルが面白いと感じるようになるまでは、ある程度好きにやらせる方が良いのではないでしょうか。
低学年の頃に入団して途中でやめて行く子もいれば、高学年になってから始めてすぐにレギュラーを取り、卒業してもフットサルを続ける子もいる。決して早く始めればいいというものではないと思います。
大事なことは、お子さんがやる気になった時に、やりたいことができる環境を用意してあげることだと思いますし、お子さんがやる気になった瞬間を気づいてあげることではないでしょうか。
スイッチが入った瞬間を見逃さないよう、これからもお子さんと向き合い、寄り添い、見守ってあげて下さい。
いち保護者 (水曜日, 11 3月 2015 08:37)
早速のアドバイスありがとうございます。
監督にそう言ってもらえると少し落ち着きました。
確かにあまりうるさく言ってやめてしまったら元も子ないですからね。
やめないことを前提で長い目でみていきたいと思います。
少しづつ「楽しいボール蹴り」から、「試合にでたい」「Aチームにあがりたい」「試合で勝ちたい」「試合に負けて悔しい」と思うようになってくれたら保護者としても応援のし甲斐があります。
そして当たり前のことをきちんとやっていけたらいいと思います。