先日、NFCの谷口さんより、「様々な事情で今期よりチームと行動できなくなるため、NFC U-12の監督を退任する事となりました。」との連絡がありました。
「大分ではフットサルの公式戦はバーモントカップしかなく、昨年交流戦が再開されたくらいで主な試合もない中、フットサル専門チームである院内さんとの練習試合はたいへん楽しみで、いつも充実した時間を過ごせありがたいものでした。院内さんのように一丸となって取り組むチームを目指し頑張ってきましたが残念です。コーチ陣・保護者の皆様にもよろしくお伝えください。」とのことでした。
こちらこそ、フットサルチームといいながら、子供達になかなかフットサルの試合を経験させてあげることができない環境でNFCさんと知り合い、試合をすることができてたいへん助けられました。最近では、コーチだけでなく、保護者の皆さんもNFCさんとの対戦を楽しみにしていましたし、昨年度のお別れ試合がNFCさんで本当に良かったと思っていました。これもすべて谷口さんのおかげと感謝していただけに非常に残念です。
残念ですし、正直言ってやめてほしくありませんが、自分自身これまで何回もやめようと思ったことがあるだけに、軽々しく「やめないで下さい」と言うことができません。いや、自分だからこそ言えないと言った方が正しいかもしれません。やり切ったというよりも、志半ばでの退任、というのが本音ではないかと思いますが、谷口さんが考え、自ら下したこのタイミングでの引き際を尊重したいと思います。
今はただ、「今までお疲れ様でした。」とだけ言わせていただきます。
メールの文面を拝見した限りではNFCというチームがなくなる訳ではないようですので、これからも大会や練習試合で対戦する機会はあると思います。NFCさんの今後のご活躍と、谷口さんのご健康を心から願っています。
さて、今週は久々に水曜練習に参加しました。
水曜練習といえば、ミニゲーム中心の練習です。
監督とはいえ、水曜練習に行くからにはもちろん試合に出たい。
ということで、練習場への到着早々にストレッチを開始するとともに、中学生を相手にコートの隅で黙々とパス練習をし、“試合に出たい”オーラを出しまくったところ、その猛アピールが実ったのか、翔平コーチからゲーム要員として声がかかりました。
最近は、コーチが増えたおかげで普段の練習日のミニゲームでもほとんど出場の機会がなく、選手としてプレーするのはおそらく昨年末のOBによる蹴り納め以来、3か月半ぶりのことです。
猛アピールの末に勝ち取った試合機会ではありましたが、最近はゲームはおろかジョギングすらしていないため、自分でもびっくりするほど体力が落ちており、結果、わずか5分足らずのミニゲームで完全に息が上がってしまいました。さらに、「たまにはやっておかないと」と思って買って出たレフェリーでも、酸欠のためか頭が働かず、ミスジャッジを連発。
その後も引き続きゲームに参加するものの、後輩たちが次々とお膳立てしてくれるゴール前でのチャンスをことごとく外しまくり、タイムアップを迎えました。
子供達の前でみっともない姿を晒し、確実にコーチの出場機会を奪い、足はもつれて転びそうになり、脛に青タンをこさえ…個人的には全く良い所のなかった水曜練習でしたが、それでもこれだけは声を大にして言いたい。
「やっぱりゲームは楽しい!」
元々運動神経も良くない上に、28歳という、普通の選手なら引退が頭をよぎる年齢からフットサルを始めたせいで、プレーヤーとしては3流以下、素人同然の自分ですが、もしも小学生の頃にサッカーチームがあったなら、子供の頃からサッカーをしていたなら、もう少しマシなプレーができる選手になっていたのに、と残念でなりません。
思っても仕方のないことだと分かっていますが、それでも大好きなフットサルをプレーするたびにミスを繰り返し、味方の足を引っ張る自分が悔しくてたまりません。
「サッカーの経験もないのに、何で指導を続けているのですか」とか、「いつまで指導を続けるつもりですか」とよく聞かれ、最近はいちいち説明するのも面倒くさいので曖昧に答えてごまかしています。一応、「子供達のスポーツの選択肢を増やしたいから」と答えていますが、強いて言うなら、子供達に自分と同じような思いをさせたくないというのが指導を続ける一番の理由です。
GMも、大口のスポンサーもいないチームですので、タイトルを逃そうが多少イメージが悪かろうが、誰からも首を切られることのない気楽な立場ではありますが、それだけに引き際だけは誤らないよう肝に銘じて指導に臨んでいるつもりです。
とはいえ、まだまだ監督をやめるつもりはありません。
気力と体力が続く限り、このチームの指導は続けさせてもらいたいと思っていますので、コーチ陣並びに保護者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
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いち保護者 (月曜日, 13 4月 2015 15:21)
毎回の練習お疲れさまです。
特に水曜日練習は試合形式ということで、みんな嬉しくて気合が入っているようですね。
子供たちも監督コーチと試合ができて嬉しいんじゃないでしょうか。
「今は勝てなくても、いずれ監督コーチチームに勝ってやる!」と話しているのを聞いたことがあります。
子供たちの中で奮い立つものがあるみたいですよ。
監督コーチの真剣さが伝わってきている証拠ですね。
監督コーチの早いプレーや力強いシュート等を肌で感じ、それらに対応できるようになれば、本来の試合でもいい戦いができるんじゃないでしょうか。
監督は自身のプレーを気にしているようですが、どうかケガだけには注意して、ぜひ気力と体力でずっと続けていってほしいと思います。
まだユニホームは脱がないでください。
最後に、NFCの谷口さんには監督を辞められても、院内フットサル教室のことは忘れないでほしいと願っています。
ありがとうございました。
FCジンガ元祖10番 (月曜日, 13 4月 2015 17:01)
水曜日練習お疲れ様です。
藤原監督の気持ち、よく分かります。
自分も若かりし頃は、誰にも負けない自信と軽やかなプレーで威張っていましたが、ここ最近では、あの軽やかな身体が鉛をつけたように重く感じ、子供たちのスピードについていくのがいっぱいいっぱいの状態です。
パワーと経験で子供を少し上回っているだけで、威張れるものが正直ありません。
それでも監督の言う気力と体力で、動ける限り続けてはいこうと思っています。
そのうちパワーでも負けてしまいそうな感じですが、絶対に負けることのない「経験」で、子供たちの壁になりたいと思います。
私も藤原監督がユニホームを脱がない限り脱ぐつもりはありませんので、これからもよろしくお願いします。
藤原 (火曜日, 14 4月 2015 23:37)
いち保護者さん
確かに、コーチチームと対戦することによって試合の経験不足を補うとともに、子供同士の試合では得られない、スピードや強さを体感させてあげることができているのなら、水曜練習も無駄ではないと思います。
コーチ達との対戦ではほとんどボールに触れられない低学年の子供達が、少しずつボールを持てるようになり、高学年になる頃にはコーチからボールを奪ったり、狙ってパスをカットしたり、ゴールを決めるようになったり…
強い年だと、コーチ達と互角の試合をする年代もあります。
自分にとってもコーチ対子供の対戦は、単に楽しいだけでなく、子供達の成長やチームのレベルを肌で感じる目安にもなっています。
今年のチームが一度でもコーチチームを負かすようなことがあれば良いのですが…
FCジンガ№7 (火曜日, 14 4月 2015 23:51)
FCジンガ元祖10番さん
初コメントありがとうございます。
10番さんと自分とでは、元々の身体能力が違いすぎます。10番さんはまだまだキレキレですし、チームメートとしても頼りにしてます!
監督としても、自分が教えたい動きを10番さんや翔平コーチがやってみせてくれるおかげで本当に助かっています。
でも最近、転ぶシーンが多いので気を付けてくださいね(^_-)-☆
自分も「経験」と、持ち前のあきらめの悪さでまだまだ現役にこだわって行きたいと思っていますので、お互い頑張りましょう!
と言っても、今は“脱ぐユニフォーム”がありませんけどね。。。