エール

今日は中津のリベント、そして別府の大平山との練習試合を安心院のB&G体育館で行いました。

この練習試合自体はリベントの村上さんとの約束で早くから決まっていたものですが、ホームページを見てくれた大平山の甲斐監督から、今週になって「土曜日の練習試合にお邪魔しても良いですか」との連絡をいただき、今回3者による練習試合が実現したものです。


試合の内容について。リベントの方は相変わらずの両足の正確なボールタッチとボディバランスで簡単にボールを運ばれ、ゴール前では三角形を作ってポジションチェンジを繰り返し、マークのずれを見逃さず鋭いシュートを狙ってくるというお手本のような攻撃。特に、相手DFの足が届かない距離を見極め、タッチラインとの間の狭いスペースをすり抜けていくドリブルは、相手ながらほれぼれするほどのセンスの良さを感じました。

「相手の切り返し・フェイントにつられずドリブルを仕掛けられても頑張って寄せる」という、うちの1列目の選手の守備の課題、さらに、「ゴール前の守備では相手にただ回されるだけでなく人数をかけてでも取りに行く」ことを課題としていたうちにとって、またとない実戦でのトレーニングとなりました。

今日のうちに修正することはできませんでしたし、明日も無理かもしれませんが、少なくとも明日のホンダカップで同じことをやられて今日ほど慌てることはないと思いますし、来週の練習で少しでも修正してバーモントカップに臨みたいと思います。

 

一方の大平山さんですが、こちらはうちとリベントさんに気を使ってか、到着後も極力体育館に立ち入ることなく、それどころか初めて訪れる旅行村に興味津々の様子。

また、試合の順番が来てコーチに呼びに行かせても姿が見えず、「まさか本当に鏝絵めぐりか?!」と慌てて甲斐監督の携帯に電話したところ、「今、外のアスレチックにいます」との返答。

さらに、体育館と周辺の施設をいたく気に入っていただき、帰りの挨拶の際には、「近いうちに合宿に来ます」とのお言葉までいただきました。実際、バンガローのチェックインの時間まで確認していましたので、多分本気だと思います。

 

良い意味でのマイペースというか、相変わらずの甲斐監督の器の大きさを改めて感じさせられました。きっと、自分が逆の立場だったら、選手を会場内に缶詰めにし、外に出る時はコーチの許可を取ってから出ること、などと細かいことを言っていたことと思います。

そんな自分の融通の利かなさがチームのプレースタイルにも影響しているのかなと、大平山の選手を見て反省。うちには厳しいコーチが多いので、自分はもう少し肩の力を抜いてみようかなと思いました。

甲斐監督、奥の方には土のグラウンドもありますので、フットサルだけでなくサッカーのトレーニングもできますよ。

 

実はこのB&G体育館、最近リニューアルされ6月からフットサルの使用が解禁になったばかりです。

確認はしていませんが、担当者のとのやり取りからも、おそらく今回がフットサルとして初めての利用だったのではないかと思っています。

B&G体育館が使用できるようになるまでも色々な事情、紆余曲折がありましたが、フットサルで利用したチームが合宿で旅行村を利用してくれれば充分元は取れるのではないでしょうか。今後とも大切に利用させていただきますので使用許可をよろしくお願いします。

 

村上さんから「次は6月6日で」と日時を指定された時から、ホンダカップを控えたうちの練習相手にと気を使っていただいたものと勝手に解釈をしていました。

また、今回大平山さんがわざわざ駆け付けてくれたのも、甲斐監督は明言されていませんが、きっとバーモントカップを目前に控え、常々「試合経験が足りない」と嘆いているうちに救いの手を差し伸べてくれたのだと解釈しています。

 

うちみたいなチームでも気にかけてくれる人がいると思うと、変な試合はできないと気が引き締まってきました。

村上さんと甲斐監督のエールを胸に、明日のホンダカップと来週末のバーモントカップではベストを尽くしたいと思います。


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コメント: 1
  • #1

    justice friend (日曜日, 07 6月 2015 00:52)

    マナーがなくてすみませんでした。
    まずはルールの把握を頑張ります。