とても日記を書くような気分ではないのですが、「都合の良い時だけ日記を書く奴」と思われるのも嫌なので、自分なりに気力を振り絞って書きます。
最初にお断りしておきますが、これはあくまで自分の個人的な日記なので、読んで気分を悪くされても責任は持てません。
1勝1敗、1-0で迎えた3試合目の後半。
勝てば決勝トーナメント進出に近づくかもしれないという状況にありながら、そのチャンスを自分達で捨ててしまったかのような気持ちの入っていないプレーであっけなく逆転負け。
この7分で全てが終わってしまいました。
自分はいつも子供達に問いかけています。
フットサルが好きだから、フットサル教室に来ているんじゃないのか?
フットサルが好きだから、監督やコーチに厳しいことを言われても練習しているんじゃないのか?
俺達が試合に申し込んだから試合に来ているのか?
試合に負けて悔しくないのか?
と。
今日の反省会では、ついに「悔しがり方って、どうやって教えたら良いんですかね?」という話まで出てしまいました。
団体行動でのマナー。礼儀。挨拶。
スポーツを通じて身に付けることはたくさんあります。
家庭や学校では身に付けることができないことを学ぶ場。
本意ではありませんが、そういう役割を求められていることも自覚しています。
一方で、結局スポーツとは、勝ち負けで明確に結果の出る世界だと思っています。
勝った奴が偉そうな顔をし、負けた奴が悔しい思いをする、そんな世界だと思います。
練習して、試合を見つけて、申し込んで、連れて行って、試合をさせる。
その繰り返し。
その中で何を感じるか、どう成長につなげていくか。反省点まで見つけてあげることはできても、反省させることまではできません。
試合に出れなくて悔しくない人や、試合に負けて悔しくない人は、スポーツには向いていないと思いますし、それでもフットサルをしたいという人は、うちではなく別のところでやってもらいたいと思います。
繰り返しになりますが、これはあくまで個人的な日記なので、気分を悪くされた方は今後この日記を読んでいただかなくても結構です。
そうは言っても、自分はこのチームの監督なので、この日記を読んでフットサル教室を辞めて行く子供がいても仕方がないという覚悟も持ちつつ書いているのも事実です。
「技術で負けているのに、気持ちでも負けていたら勝てる訳がない。」
最後の挨拶を終え、言い足りなさを感じていたところでこちらを見つめる強い視線に気づき、遠くまで応援に駆け付けてくれた2年前のキャプテンに一言お願いしたところ、こんな言葉をかけてくれました。
別に、たくさんの卒業生を育てたいとは思っていません。
後輩にこんな言葉をかけられる教え子を、毎年一人でも育てられれば充分です。
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