今朝、職場に着くなり挨拶もそこそこに、例の同僚から「土曜日ずっと日記はまだかとスマホを見てました」と声をかけられました。
土曜日は保護者への挨拶を終えて解散したあと、最後の試合の主審を務めた拓郎コーチをレフェリーウェアのまま体育室横の廊下で拾い、8時30分頃コンパルを後に。
帰りの車中でお世話になった方々へのお礼のメールや電話を入れつつ一旦帰宅。荷物を降ろしてそのままコーチ達との反省会を開始したのが10時過ぎで、12時までには帰るつもりでしたがそんなはずもなく。。。
そうか、拓郎コーチはキャプテンの涙を見てないのか。
また、昨日は結局決勝戦まで残ることになり、帰宅したのは午後9時前でしたので、さすがに土曜日の内容について振り返る余裕はありませんでした。
ということで、遅くなりましたが今回のバーモントカップについて振り返ってみたいと思います。
改めて、13日(土)のバーモントカップに参加された選手・保護者の皆さん、お疲れさまでした。
1試合目を終えて6Fの観覧席に戻ってみて、ご家族の応援の多さに驚きました。
結果の方は、戸次に1対5、カティオーラ松岡に0対6ということで、今年も勝ち星・勝ち点を挙げることはできませんでした。皆さんの期待に添えず申し訳ありませんでしたが、内容的には点差ほど悪くない2試合ではなかったかと思っています。
去年から、自分達でボールを繋いでいく形に継続して取り組んできましたがなかなかうまくいかず、自分達でボールを前に運べないのであれば、ある程度相手に持たれることを前提に、前の選手が奪う形、前の選手が奪えなくてもコースを限定し、パスをされたら後ろの選手がカットしてそこからカウンターという形に切り替えてやってきました。
試合を見ていただいた方なら分かっていただけると思いますが、そういう意味では1試合目の前半はほぼ理想通りの内容でした。相手にボールを持たれましたしシュートも打たれましたが、キーパーのポジションと判断も完璧で相手にゴールを割らせず、逆に練習を重ねてきたカウンターで先制。
狙い通りの展開で1-0とリードしてハーフタイムを迎えることができました。
このままいけば勝てる。
自分達もそう思いましたが、実際はそんなに甘くはありませんでした。
前線で必死に相手を追いかけ、パスコースを切ってくれていた3年生の運動量が落ち、少しずつマークが甘くなる。そうなると、今まで枠を外れていたシュートが枠に飛ぶようになるし、徐々に押し込まれてピンチも増えてくるというのが必然の流れです。
ピンチの連続に集中が切れたのか、相手のコーナーキックがキーパーの体に当たってゴールに吸い込まれ同点。さらに相手のキックインがキャプテンの体に当たってオウンゴールとなり逆転を許すと、そこから先は持ちこたえることも取り返すこともできず、失点を重ねてしまいました。
続く2試合目も、休憩時間も充分にあったし気持ちを切り替えて臨んだつもりでいましたが、30分を戦った疲労は予想以上に大きく、初戦の体のキレ、プレスはなく前半から3失点。後半もメンバーをやりくりしながら反撃を試みましたがゴールに迫ることはできず、0-6で敗れてしまいました。まあ、2試合目に対戦したカティオーラほどのクラブなら、初戦を見てうちのやり方、戦力は分析してきているでしょうし、そもそもメンバーが揃えばうちなんか相手にもならないでしょう。
こうして今年のバーモントカップは終わりました。
先日のホンダカップの後、2代前のキャプテンが話してくれた「技術がないのに気持ちでも負けていたら勝てるはずがない」という言葉を紹介しましたが、今回は技術のないチームが、気持ちはあっても体力が尽きてしまうとやはり勝てないということを思い知らされました。
仮に今のやり方を続けて勝てるチームを目指すのであれば、レギュラーの3年生に体力が付くのを待つか、3年生よりも体力のある選手の成長を待つのか、ということになります。それともまた戦い方を見直してチームを作り直すのか…
まあ、強いて言えば、レギュラーの5人のうち、3年生が2人、キーパーは4年生というメンバー構成で大分市内のサッカーチームを相手に30分を戦い、5失点と6失点で抑えたことは収穫と言って良いかもしれませんが。
本当なら、もっと深く振り返りたいし、厳しく喝も入れたい。
でも、まだ6月です。
バーモントカップで終わりではないし、この先まだまだ試合は続きます。足りないものは伝えているつもりですので、這い上がってくる時間は充分あると思いますし、何が足りないか分からないなら聞いてくるでしょう。
昨日、決勝トーナメントを4試合も見たせいで今はお腹いっぱいなのかもしれませんが、うちの試合について振り返るのはこのくらいで終わりにしたいと思います。
本当は、もう少し違う面から言いたいことがあるのですが、書き出すと長くなってしまうので、今日のところはこの辺で。
最後に、今年も素晴らしい大会に参加させていただくことができました。
サッカー協会をはじめ、大会の運営にご尽力くださった関係者の皆さんに心よりお礼を申し上げます。
最大の収穫は、バーモントカップという大会に3年連続して出場できたことです。
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