今日は雨の中、リサナ・ロッソで行われた交流戦へ。何だかんだ言いながら、結局行ってきました。
バーモントカップやホンダカップといった大きな大会が終わった後のいわば練習試合で、今回はうちとタートルズ以外はカティオーラのスクール。さらに12分1本が6試合という、戦前から「難しい」試合となることが予想された今日の交流戦でしたが、試合の機会が少ないうちとしては、Aチームのベースが固まりつつある中、今回は勝ち負けよりも今後の大会に備えて今までやってきたことの確認と新戦力の発掘、さらに下の年代のトレーニングが実戦形式でできれば、とのテーマを持って参加しました。
結果としては6試合を戦い1分け5敗となりましたが、試合の結果ほどは力の差を感じない内容だったと思います。
全般的にうちが押し込む時間帯も長く、相手陣内に攻め込んでラインを高く保つこともできるようになってきました。
また、失点についても完全に相手のパス回しやドリブルで崩されて、という形はほとんどなく、マイボールからのカウンターを防ぎきれなかったり、自陣ゴール前での不用意なパスを相手にカットされて、といったもったいない失点ばかりでした。
前線からそれほど厳しいプレスをかけてこない相手に対しては、低い位置から落ち着いて組み立てたり、早めに前線の選手にボールを入れることができるようになってきましたので、次はプレスをかけられた際の回避の仕方やゴール前の戦術・個人技を含めた決定力を上げていくということになります。また、守備に関しても、相手に持たれた場合の守り方はある程度できつつありますので、今後は攻撃から守備への切り替えや、メンバーが変わっても同じぐらい守れるように練習して行きたいと思います。
初めてバーモントカップに出場した2年前は、試合経験の不足により自分達と他のチームとの力関係が掴めず、ひたすら低い位置からの組み立てを繰り返して本番に臨みました。その結果、自分達でボールを保持する戦い方は出来るようになりましたが、逆に相手陣内に攻め込んだ時のアイデアが足りず、決勝トーナメントでは苦い思いを味わいました。
その反省を踏まえ、今は出来るだけ組み立てだけでなく、ゴール前のトレーニングもバランスよくやって行きたいと考えています。もちろん守備も。
来週の火曜日は、今日の交流戦を振り返り、チームとしても個人としてもまた新たな課題を見つけ、次の目標に向けて取り組んでいくことになります。
常に目的を持って練習して、練習でやったことを試合で試して、出来たこと、出来なかったことを振り返り、反省し、そしてまた練習する。
つくづく、スポーツはこのサイクルの繰り返しだなと思います。その過程で良いときも悪いときもあるけど、一喜一憂することなく、先を見て進んで行くしかありません。
自分達コーチ陣が考えてやらせるよりも、子供達自身が足りない、出来ていないと感じたことをやらせた方が身に付くし、理解も早い。試合経験が少ないうちにとって、この交流戦は実戦を経験できる貴重な場となっています。相手をしてくれるチームにとっては、フットサル専門といいながら、あまりに歯ごたえがなく、物足りないチームかもしれませんが、本当にありがたく思っています。
今後も声をかけていただければできるだけ参加したいと考えていますので、関係者の皆様、これからもよろしくお願いします。
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