『シルバーウィーク5分の4』その1
リサナ・ロッソで行われた大分県ジュニアフットサル交流戦は4戦全敗。
翌々々日に控えたU-10大会に弾みをつけることも、フットサル専門チームとしての矜持を保つこともできず、何をしに行ったのかよく分からない、非常に残念な結果となってしまいました。
まあ、言ってみれば「たかが練習試合」ですし、トリニータやカティオーラといった強豪チームと練習試合ができたと思えば悪い結果ではないのかもしれません。
自分はサッカーの指導はやっていませんので正確なところは良く分かりませんが、宇佐でサッカーの活動をしていてトリニータやカティオーラという名前の付いたビッグクラブとそうそう対戦できるものではないと思いますし、佐賀の大会後、保護者をはじめ多くの皆さんにご心配をおかけしましたので、今日のところは過剰に一喜一憂するのはやめておこうと思います。なので今日の試合の詳細についてこれ以上は振り返りません。
自分はフットサルが好きですし、フットサル教室の指導も好きでやっていることなので、試合で負けようが結果が悪かろうが、フットサルに関わっていたい、フットサルの現場の空気に身を置いていたいと思っています。その「好き」という気持ちが続く限りこのチームの指導を続けて行くだけです。
フットサルが好きと言えば、今日はうちのチームの選手・コーチとともに、県立総合体育館で行われたバサジィ大分のホームゲーム観戦からリサナ・ロッソへと直行しましたが、同行した二人のコーチのうちの一人が度々行方不明になり、その都度もう一人のコーチと「どこに行ったんかな」と心配していましたが、どうやら他の保護者と一緒に煙草を吸いに言っていたのではないかとの結論に達しました。自分は煙草は吸いませんので吸いたいという人の気持ちは理解できませんが、今日の交流戦で初めて「煙草が吸えたら良いのにな」という気持ちになりました。
さて、いつもより参加チームが少なかった今日の交流戦。予定よりも早く帰宅できたため、自宅に帰って19時キックオフのJリーグ、横浜F・マリノス対FC東京戦をテレビ観戦しました。
ちなみにこの試合の解説は、ミスターマリノス・木村和司氏でした。
木村氏といえば、日産自動車~マリノスOBでもあり、かつて日本代表の10番を背負い、元祖FKのスペシャリストとしても知られています。
また、日本初のプロサッカー選手でもあり、あまり知られていませんが、フットサルの日本代表監督を務められたこともあります。そしてなかなかの辛口解説者でもあります。
サッカー解説で辛口といえばセルジオ越後氏が有名ですが、現役時代から元々大ファンだったせいか、サッカー専門誌など、文章を媒体とするメディアでの辛口意見に比べ、テレビでは意外とソフトなコメントが多くそのギャップが残念なセルジオ氏よりも自分は断然木村氏の解説の方が好きです。
その木村氏が解説した今日のリーグ戦。試合の後半から登場してきたFC東京の若手選手に対し、アナウンサーから意見を求められた際の木村氏のコメントが秀逸だったのでご紹介します。
アナウンサー
「リオ五輪を目指す世代別代表の10番を背負う期待の若手選手でもあるN選手のここまでのプレーについて、一言お願いします」
木村氏
「なかなかスイッチが入りませんね」
思わず飲みかけのビールを吹き出しそうになってしまいました。
話を振ったアナウンサーも予想外の返答だったのか、しばらく放送事故寸前の沈黙の時間が流れた後、さらに木村氏より
「どこにスイッチがあるんでしょうか」
との追い打ち。
本人はフォローのつもりだったのかもしれませんが、全くフォローになっていません。
さらに、試合の終盤、これまでのゲーム全般に関する感想を求められた際には、まだ0-0だったせいか、
「替わって入った選手が全く機能していませんね」とバッサリ。
普通の解説者なら、監督の交代の意図をさも訳知り顔に解説するところですが、判で押したような交代策に対し、歯に衣着せぬ物言いでバッサリ切って捨てた木村氏。
久々に面白い中継を見ることができました。
Jリーグの解説は木村和司。
大相撲の解説は北の富士親方。
自分もこれくらいはっきり物を言えたらどんなに楽かと思いながら、久々のJリーグ中継を思う存分楽しませてもらいました。
「うちの子供達のスイッチはどこにあるんでしょうか?」
「ないんじゃないですかね?」
今日の試合を見た木村さんならきっとそうはっきり答えてくれるかもしれません。
もちろん全員に対してではないと思いますが。
コメントをお書きください
翔平 (日曜日, 20 9月 2015 01:02)
本人からしたら入っているのかも知れないけどこっちには伝わってない(^^;
結果入っていないのと同じになってしまうんですよね(^^;
挨拶などの声もそうですが「伝える」ってことは難しいですね‼
これからも頑張りましょう‼m(。≧Д≦。)m
河野 (日曜日, 20 9月 2015 06:54)
人それぞれスイッチが入るタイミングが違うんでしょうね。
年がら年中入ってる子もいれば、試合のピッチだけ入れようとする子もいる。
私生活とフットサルのオンとオフを上手く使い分けてる子もいるでしょう。
そもそもスイッチの入れ方が分からない子に対して、自分ら指導者が見つけてあげるのも仕事なのかな。
と、その前に感謝の気持ちをもっと伝えられるように指導して行きたいと思います。
まずは送迎後のお礼の言葉から!
余談ですが、自分は加藤精彦さんの現役時代のスイッチの入れ方が大好きでした。
藤原 (月曜日, 21 9月 2015 00:32)
翔平
伝わらないね。
土曜日も、6年生に「慣れた会場だからみんなを引っ張って行ってくれ」と言ったら「はい」と返事したけど、どうだろう…
コートも、試合順も聞きに来なくて、どこに引っ張って行ってくれるのか。
せめて、ハーフタイムのベンチの移動と試合後の退出くらいは言わなくてもできるようになってほしいけど…
お互い頑張りましよう。
藤原 (月曜日, 21 9月 2015 00:56)
河野コーチ
加藤精彦?
加藤晴彦なら知ってますけど…
ていうか、まず北の富士親方のところを突っ込んで下さいよ~(>_<)
あと、スイッチの…入れ方ですか?
さすがにスイッチがあるかないかまでは見つけてあげられないですよね。
気持ちは分かりますが安全運転でお願いします!
Antonina Gongora (金曜日, 03 2月 2017 20:21)
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