#リノス#スタイル#我慢比べ

先週末の日曜日、安心院B&G体育館でリノスと練習試合を行いました。

 

1月も半ばを過ぎようとする中、ようやく今年初のトレーニングマッチを行うことができましたが、試合の内容に関しては、相変わらずリノスに少ないタッチでリズムよくボールを回され、あっという間にゴール前まで持って行かれるいつものハーフコートゲーム。

リノスの選手・保護者の皆さんには、安心院まで来ていただきながら、まったく相手にならず申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

『リズム良くボールを回し、ゴール前に運ぶ』

言葉で表すと簡単そうですが、その言葉の裏には、まず選手一人一人が常に頭と足を止めず、ボールを受ける準備ができていること。ボールを持ったらしっかりボールを動かしてスペースを作れること。どこにスペースを作り、どこにスペースができるのかといったチームとしての共通認識ができていること。そしてそれらを可能にする技術と視野の広さと判断力。何より自分達で仕掛ける積極性・勇気。

必要な要素を挙げるときりがありませんが、とにかくここに至るまでには相当の練習と努力、さらに指導者と選手、選手同士でコミュニケーションを重ねてきたことは想像に難くありません。

 

リノスと初めて対戦したのは、5年前の秋になります。

その頃は、まだ互角の戦いだったと記憶していますが、今と同じように低い位置から足を止めずボールを動かし、ゴールに向かって前へ前へと勇気を持って攻め込んでくる姿は今でも強く印象に残っています。

 

一方、その頃のうちの戦い方はというと、とにかく前の選手がボールを追いかけ回してパスコースを限定し、一番個人技のある選手がボールをカットしてカウンターでドン!

という、リアクション一辺倒のフットサルでした。

当時は小学生のフットサルチームがほとんどなく、Fリーグで戦うバサジィは別世界の存在。フットサルの試合を経験させてあげることも、見せてあげることもできず、自分達でゲームを組み立てる・ゲームをコントロールするといったイメージを持たせてあげることができなかったことが最大の理由です。

 

また、その頃の対戦相手は今以上にサッカーチームばかりで、サッカーチーム=強いという認識のもと、いかにその強い相手の攻撃を防ぎ、点を取るかということばかり考えていました。

まあ、ボールを持てる選手がチームに一人いるかいないかという、その当時のチーム事情から考えると、その戦い方も仕方ないかなとは思いますが…。

 

 しかし、5年前にリノスのフットサルを目の当たりにし、その思いは完全に打ち消されました。

自分達で主導権を握り、組み立て、ボールを前に運ぶフットサル。

 

リアクション型とは反対の、いわゆるポゼッション型のフットサルです。

 

その後、自分達も徐々にポゼッションに取り組み、ボールを持てる選手が揃ったシーズンには、ようやく思うようなフットサルを作ることができました。

そして、そのイメージのまま、翌年以降も継続して同じフットサルに取り組みましたが、残念ながら毎年それをやるだけの選手が揃わず、主導権を握る戦いはどうしても上手くいきません。

結局、大会の直前や試合の終盤になると我慢しきれずリアクション型に戻してしまい、どっちつかずの戦い方で子供達を迷わせてしまうという悪循環。

ここ数年は、その繰り返しです。

 

選手の特徴・能力に応じて自在にプレースタイルを変える、とでも言えば格好は良いのかもしれませんが、要は確固たる信念がないだけ。

自分達はこうやるんだ、という一本通った芯がなければ、その場はしのげても、本当に困った時に立ち返る拠りどころ、信じるものがありません。

そして、そんなブレブレの指導では、チームとしての積み上げがないので何年やっても強くなる訳がありません。

 

しかし、それをブレずにやってきたのがリノスだと思います。

簡単に蹴らない、放り込まないというプレースタイル上、前に強い選手を置かれると、そこで潰されてボールを前に運べず苦しい思いをしたこともあったと思います。

しかし、西村さんと渡邉コーチが信念を持って貫いてきた指導、プレースタイルが実を結び、昨年度のバーモントカップ準優勝という結果につながったのではないかと思います。

 

日曜日の練習試合を振り返るつもりでしたが、リノスの話の方も多くなってしまいました。それだけ付き合いが長いということでしょうか。

長い付き合いですが、意外にも安心院でリノスと試合をするのは今回が初めてでした。

今季のリノスは本当に強いので、6年生が卒業する前にじっくり対戦できて良かったと思いますし、単純にリノスの試合を見るのが楽しみでもあります。

そして、リノスの試合を見るたびに、「自分達のスタイルは何?」と考えさせられます。

 

この先、自分達の目指すフットサルを確立し、徹底してそのスタイルを追い求めて行くことができるのでしょうか?

或いは、その年その年で、選手の能力や適性に応じたスタイルを見つけて行くことになるのでしょうか?

それとも、「うちは育成型」と割り切って基本技術の習得に重点を置き、あくまで試合はその延長と位置付けて考えるのか…

ここから先は、いつもコーチ達と繰り広げている答えの出ない議論の始まりですのでこの辺でやめておきます。

 

とにかく、今シーズンもあと2ケ月となりました。

今さら今年のチームづくりがどうこうという時期でもありませんが、大きな大会もないこの時期ですので、今後のことをじっくり考えるには良いタイミングでもあります。

 

自分達の気持ちが折れるのか、子供達が伸びてくれるのを待つのか。

我慢比べの日々は当分続きそうです。 

 

院内フットサル教室

 

住所

〒872-0333

大分県宇佐市院内町原口146-1 平成の森公園内

農村交流センター事務室

 

メールアドレス

innaifc1998@gmail.com