三寒四温

昨日は1年ぶりに別府の朝日大平山地区公民館へ。

大平山AFCさんの水曜フットサルにお邪魔し、トレーニングマッチを行いました。

 

平日ではありましたが、対象となる3年生以上の多くが参加してくれましたし、今回はほとんどの保護者が同行して試合を見学。

うちの保護者の中でも大平山さんは大人気のようです。

 

試合は21日の1day大会を想定し、キーパー以外はきっちりU-12とU-10に分けて行いました。

U-12の方は、今まであまりAチームで出場機会のなかった5年生を長い時間使ってみましたが、まずまずの出来。

地道に練習に取り組んできた結果が徐々に現れつつあり、成長を見守ってきたコーチもさすがに嬉しそうでした。

一方、高学年チームにメンバーを回さず3・4年生を全て投入したU-10の方は、プレースタイルが似た選手が集まったせいか、タメを作れず攻め急いではボールを奪われるという展開の繰り返し。メンバー的には充分余裕があったものの、組み合わせの難しさ、そしていつもポジションを埋めてくれている選手の存在の大きさを感じました。

 

対外試合の大半を大分市で行っているうちにとって、別府は行こうと思えばいつでも行ける距離なのですが、それでもなかなかタイミングが合わず、前回の訪問からちょうど1年後というこの時期にようやく対戦が実現しました。

インフルエンザが流行中ということで、大平山さん的にはベストメンバーではなかったようですが、それでもうちにとっては充分なトレーニングとなりました。

 

 

振り返ると、昨年の対戦では加入したばかりの2年生が鮮烈なデビューを飾り、彼に引っ張られるように同じ2年生が張り切ってAチーム入りの足掛かりを掴み、ひいては今季のチームづくりのきっかけとなった対戦だったと記憶しています。

 

今回は、これまでコツコツと練習に取り組んできた5年生が出場機会を勝ち取り、4月からの活躍と新チームの可能性を感じさせてくれました。

一方、これまでチームを引っ張って来てくれた3年生に関しては、ここに来てやや足踏みを感じる内容となりました。今までは怖いもの知らずの勢いで順調に伸びてきましたが、新年度からは高学年となり、Aチームの主力として戦うことで壁にぶつかり、伸び悩むこともあるでしょう。

 

わずか2時間の対戦でしたが、色々なことを感じさせてくれたトレーニングマッチ。 

大平山さんと対戦すると、必ずと言っていいほど何らかの手応えを得ることができます。過去を振り返っても、「あの時の対戦がターニングポイントだった」と思うことが度々あります。

個人的にも、先週は高熱からの微熱と猛烈な咳に苦しめられ、ほぼ一週間練習を休みましたが、この日のためにと体調を整えてきたおかげで、チームとしての大きな節目となりそうな対戦に間に合わせることができました。

 

その対戦から一夜明けた今日は春のような暖かさ。

週末の雨の後は、また真冬の寒さに逆戻りしそうです。 

 

暖かくなってはまた寒くなり、チームも一歩進んでは二歩下がり…

試合のたびに上がったり下がったりの繰り返し。

チームづくりとは生き物のようでもあり、春を待つこの時期の季節のようでもあります。

だからこそ面白いし、やりがいもある。 

そういうことですよね。甲斐監督。