そういえば、この件について書くのを忘れていましたので、昨日に続き連投します。
今回のエンジョイ5に出場するにあたり、チーム名をいつもの『院内FC』ではなく、『indigo』と登録して申し込んでみました。
例によって、全く深い意味はなかったのですが、まあ、県の協会等が主催する公式大会ではないし、ちょうど九州大会予選も終わったことだし、気分転換と若干の遊び心を込めてたまには洒落た名前でも付けてみようかな、という本当に軽い気持ちの思い付きからでした。
名前の由来については、facebookの方でも紹介したように新しく作ったプラシャツの色からほぼ直感で付けたものですが、後から何か意味を持たせようと思い慌てて調べてみたところ、藍とは世界中で古くから染色に用いられていた染料であり、特に日本では伝統的な色として知られているようです。
また、『青は藍より出でて藍より青し』という諺にもあるように、元々持っている資質を越えること、転じて、弟子が師匠を越えるという意味に使われるなど、意外にも縁起の良い意味を持つ色のようで、付けた本人が驚いたというか、内心ほっとしています。
保護者の方からは、
院内だからinが付いたんですか?とか、
本当はもっと深い意味があるんじゃないですか?
などと聞かれましたが、もうこれ以上の意味はありません(笑)
さて、ワンデー大会ながら久々に予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進出した今大会。
個人的には、去年のエンジョイ5・佐賀大会の雪辱と、不完全燃焼に終わった今年の九州大会予選の鬱憤を晴らしたいとの思いを胸に秘め、八女まで乗り込みましたが、自分以上に気合の入った子供達の活躍により、目標は充分達成することができました。
その原動力となった5年生の大活躍は昨日の日記で紹介しましたが、もちろん彼以外の選手の健闘も見逃せません。
まず、攻守にミスの少ない安定したプレーでチームを落ち着かせ、準決勝では0-3と追い込まれた場面からプレッシャーのかかるPKを見事に決めたゲームキャプテン。苦しい試合ほど存在感を発揮する、本当に頼りになる4年生です。
それからポジションの一角を埋めてくれた3年生トリオ。初めて主力として戦った大会で感じた怖さ、流した涙は間違いなく今後の成長につながるものと信じています。
そして、ぶっつけ本番に近い状態ながらファインセーブを連発し、守備からリズムを作ってカウンターという流れを作ってくれた4年生ゴレイロ。
5年生が一人というメンバー構成ながら、フル出場したもう一人の4年生FPを含め、全員の力で掴んだ決勝トーナメントです。
6年生が少なく、例年参加しているホンダカップなど、負担の大きい県外遠征は控えてきた今シーズン。
往復5時間。
朝6時に出発して夕方6時に帰宅するというハードスケジュールでしたが、目標としてきた九州大会予選も終わり、新チームの腕試しをするにはちょうど良い時期ということもあり、思い切って参加して本当に良かったと思える大会となりました。
監督としては、今年一番とも言っていい、久々にスカッとする大会になったのも、選手の頑張りはもちろんですが、このindigoというチーム名が良かったのではないかと秘かに自負しています。
頑張っても誰も褒めてくれない孤独な立場ですので、自分自身のモチベーションを維持するためにも、せめてこの日記ぐらいでは自慢したいと思います(^^)v
コーチから(またやるんですか)とあきれられ、薄ーい反応に軽く心が折れそうになりましたが、ぶれずにやりきって良かったと思っています(笑)そういえば、このホームページの色にも似てますね。
変えたのはチーム名だけではありません。
試合の中でははっきり分からなかったかもしれませんが、今大会を迎えるにあたり、数年ぶりにチームのシステムも変更しました。
これから対戦する相手に研究されるかもしれないので、詳しく説明することは控えさせていただきますが(笑)、簡単に言うと、これまでより攻撃・守備ともに人数をかけられるようにしました。必然的に今までよりも運動量は要求されますが、7分ハーフなら何とかもつだろうと思い、大会前の一週間から取り組んできたものです。
結果的に、セカンドボールも拾えて攻撃力が上がりましたし、守備に人数を割くことができて失点も減ったのではないかと思っています。
何より、ボールが今まで以上につながるようになりました。
これまで、ボールを持ったら真っ直ぐに突っかけては簡単に止められて、という単調なプレーを繰り返してばかりでしたので、何とか動きに変化をつけさせたいとの思いから、ずっと斜めの意識を植え付けてきたのが徐々に実ってきたのではないかと思います。
斜めの動き、対角線。
サッカー・フットサル用語で言うとdiagonal(ディアゴナル・ダイアゴナル)とも言います。
良くも悪くも真っ直ぐな、うちの子供達。
チームカラーと言ってしまえばそれまでですが、フットサルに限らず、何事においても一手間かけることによって見える景色が変わってくるし、上手く行かないことが上手く行くこともある、ということに気付いてもらいたいと思います。
また、相手をだます、相手の裏をかくことが求められるスポーツの世界において、必ずしも真っ直ぐなだけでは通用しないということを、自分達も曲解させずに自信を持って伝えて行きたいと思います。
ということで、これからも
innai,
diagonalで
go!
これでどうでしょうか?
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