久々の更新です。
取り急ぎ個人的な近況を報告しますと、5月から異動した職場がなかなかたいへんでして、ほとんど練習に顔を出せていない状態。
ノー残業デーと、土日の大会やTRMで子供達と会うことを楽しみに、何とか頑張っています。
日記に関しても、仕事柄3月・4月と忙しかった上に、自分なりに書きたくない理由もあり、その結果3月に行われたフットサル施設連盟九州大会でのU-10の準優勝も振り返れず、リョーちゃん、ソラくんの卒業に触れることもできず、年度が替わり…
facebookでも近況報告はしてるし、いっそこのままやめてしまおうかな、とも思いましたが、一部保護者からの熱烈な要望もあり、また、最近では他チームの保護者の方からも「楽しみにしています。」と声をかけて頂くようになり、嬉しい反面プレッシャーも感じています(笑)
他チームといえば、以前あるチームの保護者の方から「院内さんのブログを家族で読み、過去を振り返るのが我が家の恒例となっています」というお言葉も頂いたことがありました。
確かめたことはありませんが、おそらくフットサル一本でやっている小学生チームはうちだけという大分のフットサル界。SNSでサッカーチームの活動状況は嫌でも目に入ってきますが、当然ながらフットサルチームの現状はなかなか伝わってきません。
そう思うと、フットサルチームのクロニクル、というと大げさですが、サッカーではないフットボールの在り様、大分にもフットサル専門チームが確かにあるんだということを伝えていく意味でも、できるだけ日記を更新し、記録として残しておくことも必要かなと思い、細々とではありますがこれからも書き続けて行こうと思います。
先週末の土曜日は、恒例の『城下かれい祭りフットサル大会U-10の部』に参加しました。
この年代のここのところの好調ぶりを考えると、(優勝もなくはないかな…)といった淡い期待を抱きつつの参戦。
悪いなりに初戦に勝ち、5年ぶりの上位トーナメントに進出するものの、準決勝では宮崎から参戦したフットサル専門チーム、Feliceさんに1-2で敗れ、決勝進出はならず。続く3位決定戦では久々に大会でリノスさんに勝ち、8チーム中3位というまずまずの結果で終えることができました。
敗れたFelice戦に関しても、贔屓目かもしれませんがほとんどの時間帯でうちの方が押していたように見えましたし、実際シュート数も多かったはずです。しかし、最後のところで決定力に欠け得点は先制の1点止まり。疲れて足が止まり、3試合を通じて唯一攻守のバランスを崩した前半終了前の時間帯に連続失点し、逆転を許してしまいました。
負けたのは残念ですが、敗因もはっきりしているだけに、悔しさよりも課題と手応えを感じることのできる大会となりました。
いつも感じることですが、このくらいの年代だと対戦相手のチームもサッカーの試合経験が少ないのか、フットサルのコートでフットサルのルールで戦えば、少なくとも善戦、あるいはうちがほぼ主導権を握って戦うことができています。
しかし、相手もサッカーで経験を積み、体力・かけひき・内容が悪いなりに勝ち切る勝負強さ等を身につけるにつれ、徐々に力の差がついて行ってしまいます。
良い例が、GW中に参加したARCOROLEAD九州Jr.CUP。
U-10は危なげない戦いぶりで4チーム中ながら優勝という結果を勝ち取ることができましたが、ほぼ同じチームとの対戦となったU-12の方はなかなか勝ち切れず、1勝3敗という結果となりました。
敗れた試合も、前半は押し込まれながらも何とかロースコアで持ちこたえることができていたのですが、後半に相手のフィジカルと遠目からの強引なシュートに屈し、こらえきれず失点という結果の繰り返し。
うちとしても、この年代になるとフットサルの感覚(主にコートの広さ、攻守の切り替え、守るべきゴールの広さ)が身に沁みているせいか、強い相手でもそうそう簡単に失点することはありません。しかし、点を取れないと見るや、試合の後半からガラッと戦い方を変えてくる相手になかな対応できていないのが現状。
良いサッカー(あえてフットサルとは言わない)をしているな、と思って見ていたチームがそれまでのスタイルをあっさり捨て、キックインから、あるいはキックオフからでも強引にゴール前にボールを蹴り入れてくる。
細かいタッチで抜いたと思ったら、躊躇なく手を使って止める。
その辺りの切り替えが、競った試合で勝負を分けることは分かっているつもりです。
ただ、1dayの大会でそこまでして勝たないといけないのか?
そもそもファールして試合に勝って、何の意味があるのか?
フィジカルとキック力で目の前の相手に勝ったとして、更に強い相手が現れたらどう対抗するのか?
試合経験の少ないフットサルチームの指導者の悩みは尽きません。
しばらく日記を書けなかった理由はこの辺にもあります。
知り合いのフットサル専門チームが、数年前からサッカーを取り入れ、劇的に強くなりました。
これは全くの推測ですが、フットサルを追求し、フットサルでやれることはやったけど、それでもあと一歩というところでサッカーチームを上回ることはできない。フットサルだけで足りないのならサッカーのスキルを取り入れてサッカーに対抗しよう。そう考えたのではないかと思います。
幸いと言っていいのか、うちの場合はまだまだ「フットサルを究めた」というレベルには達していません。人数的にも、指導者の方向性も含め、サッカーまで手を広げるつもりは全くありませんので、このままフットサルを貫いて行きたいと考えています。
なかなか練習に顔を出せなくなりましたが、自分が練習を見なくても、チームは確実に強くなっています。
これも自分なりに我慢して、頑張って増やしてきたコーチのおかげです。若いコーチも責任感を持って指導に当たってくれており、頼もしいかぎりですが、そうなると「自分はこのチームにいなくても良いのではないか」という思いが頭をよぎらなくもありません。
そうはなりたくないので、練習に出られないのであれば出られないなりに、自分にしか出来ないことを見つけてやって行こうと思いますし、チーム内での居場所をなくさないためにも、せめて日記ぐらいは書いて、チームのPRと現状を伝えていかなければと思います。
今や、県内の小学生で純粋にフットサル専門を名乗れるのもうちぐらいとなりました。
フットサルの関係者でさえ、「フットサルでサッカーが上手くなる」と言っている現状です(これも日記を書きたくなくなった理由の一つですが)。
自分達が心配することではありませんが、せめて県内に1つぐらいフットサル専門のチームがないと、フットサルというスポーツの存在する意味がなくなってしまいそうです。
ということで、遅くなりましたが新年度のスタートにあたり、院内フットサル教室は改めてフットサルにこだわり、フットサル一本でやっていくことを表明させていただきます。
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GKの母改め・・・三兄弟の母 (月曜日, 22 5月 2017 13:27)
久々の更新ありがとうございます!
改めまして、新年度もよろしくお願いします☆
近頃好調の四年生以下の勢いに続いて、AチームもTRM等で良い場面を見れることが多くなりましたね!
この勢いで(ホンダカップ)や(バーモントカップ)でも良い結果が!!
と・・・素直に思えなくなってしまったのが現実ですね。
フットサルチームが、フットサルの練習をして、フットサルの大会にでるという当たり前のこと。
しかし、サッカーの練習をしているサッカーチームに負けてしまう。
大会を終えた後に感じることは
「試合時間が長いから、サッカーチームが体力的に有利?」
「よそは六年生だけでチームができ、交代も多いから」
「チーム数が多く試合の間があいてしまい、気持ちを保つことも難しい」
六年生の少なさはどうしようもないことですが、あとの二つは努力次第でなんとかなるのかな?とも思います。
しかもベスト8の結果を残した兄の代に比べ、今のチームはメンタル面では勝っている気がします。
(個人的に長男より次男が・・・という思いが強いですが笑)
それも高学年の少なさから、低学年の頃からいろいろな大会へ参加してきた経験だと思います。
まずは試合を楽しみ、思いっきりプレーしてほしい!
そしたら結果は後からついてくる!!
さあ、まずはホンダカップ☆頑張りましょう\(^o^)/
藤原 (木曜日, 25 5月 2017 12:45)
コメントありがとうございます!
熱烈な読者さんのお陰で何とか更新することができました(笑)
最近、県外で試合をすることが増えて来ましたが、他県のフットサル関係者に話を聞いても、大抵「大分はフットサルが盛んだ」と言われます。
その大分でさえ、“サッカーのためのフットサル”という現状ですが、嘆いても仕方ないので前向きに楽しんで行きましょう�
まずは、初めて大分で開催されるホンダカップですね☆
自分は結果も貪欲に求めますよ(笑)