8人で

4月16日、エルズで行われたリノスさんとのTRMに始まり、旅行村での合宿、ソラージュでのクリニック参加、福岡の大会、城下かれい祭り&リサナ・ロッソのダブルヘッダー、エルズ、速見でのTRM、リサナ、ディノでのホンダカップ参戦…

 

なにげに忙しく、充実していた週末も一段落。

 

10週連続にわたるフットサル漬けのラストを飾ったのは、バーモントカップでした。

 

先週はゆっくりバーモントカップの戦いぶりを振り返るつもりでしたが、奇跡的にバーモントの直前だけ片付いた仕事に再び追われ、残業の毎日でなかなか書けず。。。

 

一週間以上が経過し、さすがにもう良いかな…という気もしますが、やはりバーモントカップといえば小学生のフットサル最大の大会。うちがフットサル専門チームである以上、バーモントに触れないわけにもいきません。そんな変な使命感にも背中を押され、旬は去った感は否めませんが、記録を残しておく意味も含め、簡単に振り返っておきたいと思います。

 

予選ラウンドの組み合わせとレギュレーションが決まった時点で、「最低でも2位になってワイルドカード決定戦を戦う」「去年0-14で敗れたカティオーラとの差を少しでも詰める」その2点にポイントを絞り、大会前の一週間を過ごしてきました。

 

そして迎えた大会本番。

Bチームとの対戦となったリノスさんに勝ち、ワイルドカード決定戦への出場権は手にしました。

カティオーラとの対戦も、先手を奪われはしましたが、5年生のゴールで2点を奪い2-3という僅差で前半を折り返す展開。後半に失点を重ね、結果的には4-11で敗れはしたものの、昨年ほどの力の差は感じず、得失点差も詰めることができました。

 

後半に突き放されるのはある程度想定内でした。

先発メンバーのほとんどが5年生で、交代選手はほぼほぼ4年生。監督の自分が口にするべきでないことは分かっていますが、交代するほど苦しくなるのは誰の目にも明らかです。

 

10分ハーフなら面白かったのに、とか、7分ハーフなら勝っていたかも、とか、そんなことは言いません。まあ、最初の要項では8分ハーフとなっていたので、(これはいけるかも…)と思ったことは認めますが。

とにかく、大会の規定にとやかく言うつもりは全くなくて、要は、15分ハーフの30分という大会に出場する上で、試合を戦えるレベルの選手を2セット揃えることができなかったこと、そして、用意できないのであれば先発メンバーにできるだけ頑張ってもらい、そしてその時間がどれだけ持つかが勝負の分かれ目、ということに尽きます。

 

先発メンバー+数人の交代選手だけで15分ハーフを戦うのが厳しいことは想定済みである上に、これは以前から言っていますが、フットサルの運動量やプレースタイルで戦う以上、同じメンバー・パフォーマンスで15分、いや10分を戦うことも難しい。

 

そういう意味では、自他共に認める大分県随一のビッグクラブ、噂では県トレメンバー揃いのカティオーラに対し、5年生が主体、サッカー経験ゼロの雑草軍団がよく戦ったというのが素直な気持ちです。

 

また、厳しいワイルドカード決定戦を勝ち上がり決勝トーナメントに進んだヴィンクラッソとの対戦に関しても、前半早々に一人しかいない6年生が負傷し、コート上には5年生と4年生だけという状況が続きましたが、それでも前半は1-0とリードして折り返すことができました。

さすがに後半は連続失点し、結果的に1-6で敗れはしましたが、後半の失点についても、戻りながらのクリアがゴールに入ってしまったり、クリアボールが相手に跳ね返ってゴールに吸い込まれたり、低い位置から前につなごうとしたパスがカットされてミドルを打たれたりと、最後まで攻めの姿勢を貫いたからこその失点も少なくありませんでした。

 結論として、もう少し準備できることがあったのではないか、といういつもの指導者的視点からの後悔も残る一方で、敗れはしたものの、今のメンバーでやれるだけのことはやり切ったという達成感があることも事実です。

 

こうして今年のバーモントカップは幕を降ろしました。

 

 

ここからはコーチの個人的な事情になります。

3月にそれまでの職場を退職した翔平コーチ。その人柄もあり、退職前から色々なところから声がかかっていたようでしたが、本人の「フットサルの指導を優先したい」という意思が強く、条件に合う勤務先を求めて誘いを断り続け、一か月半にわたり無職の状態が続きました。

その間、さすがに焦りや葛藤も抱えていたように感じましたが、周りに対してはそういった感情を一切表に出すことはなく、むしろ淡々と指導に当たってくれたように見えました。そしてようやく希望する条件の職場を見つけ、以前と変わらず指導を続けてくれているお陰で今回のバーモントがあります。

仕事との両立は口で言うほど簡単ではありませんが、仕事での苦労が指導に深みを増すことは間違いありませんし、何より彼自身の人間としての成長につながることと思います。改めて、就職のお祝いとお礼を言いたいと思います。

 

自分に関しては、去年の秋からなかなか練習をフルで見ることができなくなりました。教え子でもあるコーチ達にチームを任せつつ、せめてチームの空気感だけでも感じておきたいと、7時に仕事が終わるときには最後のあいさつだけでも顔を出しにグラウンドへと向かいました。

 

また、大会のたびに、(全然練習に行っていないのに大会だけ行ってもな…)と思い、何回も大会の帯同を自粛しようと思いましたが、少しでもコーチのサポートができるなら、せめて運転でもしてコーチの負担を軽くしよう、と自分に言い聞かせ、気まずさを感じながらも参加してきました。

 

5月から職場が異動となり、それまでとはガラッと変わった仕事になかなかなじめず、何度か体調も崩しましたが、いつ戻っても良いようにフットサル教室に居場所を残しておきたかったし、何より子供たちの戦いぶり、成長を目にしたいという思いが強く、週末のTRMや大会で子供たちに会えることを楽しみに辛い日々を耐えて来ました。

 

その他のコーチについても、4月以降、大半が職場やプライベートの環境が変わった中で自分のできることを考え、できる範囲でチームを支えてくれました。

 

そうして迎えたバーモントカップ。

 

「藤原さん、いっぱい練習したんでしょうね。フットサルを。本当に、いっぱい練習したって分かりますよ。」

リノス戦を終えて、あるチームのコーチがかけてくれた言葉です。

 

「見ていて…もう、胸がジンジンしました。」

これはカティオーラ戦後の他チームの保護者の感想です。

 

去年のトリニータU-11戦に続き、強敵相手にジャイアントキリングは果たせませんでしたが、自分なりに見ている人の胸に残るような戦いはできたのかな、わずかな爪痕は残せたのかな、と思っています。

 

翔平コーチと、河野コーチ、ノリコーチ、翔コーチ、拓郎コーチ、雄太コーチ、駿コーチ、そして自分の8人で作り上げた作品。

 

試合をご覧になった皆さんは、どのように感じてくれたことでしょうか。 

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